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1200万年前の噴火で堆積した火山灰、干上がった湖底から新たに発見 米ミード湖
2022-10-14 15:30:09

記録的な水位の低下で沈没船や遺体などが次々に見つかっている米ネバダ州の人工貯水池ミード湖で、干上がった湖底から、およそ1200万年前の噴火による火山灰に覆われた岩盤が新たに発見されました。
堆積岩が露出したのは、1930年代にフーバーダムが建設され、ミード湖が満たされて以来、初めてでした。ネバダ大学の研究チームによると、湖底の岩盤にはアイダホ州、ワイオミング州、カリフォルニア州の火山から降り注いだ火山灰が堆積していました。
気候変動による米西部の干ばつとコロラド川の水の過剰な使用によって、ミード湖の水位は前例のない低下が続いています。9月の時点で水位は海抜およそ320メートルと、満水時のわずか27%程度でした。
ソース:NHK ニュース