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岸田首相「G7広島サミットで平和を守る強い意志 世界に発信」
2022-10-14 08:12:50

岸田総理大臣はNHKのインタビューに応じ、来年5月の「G7広島サミット」について、被爆地・広島から平和を守る強い意志を世界に発信する機会にしたいという考えを示しました。
この中で岸田総理大臣は「来年のサミットでは、平和が大きな課題となる。他国への侵略や核兵器の威嚇や使用、国際秩序を崩すようなことは許さず、平和を守る強い意志をG7で確認し、被爆地・広島から世界に発信する」と述べました。
そのうえで「気候変動やエネルギーなどの地球規模の課題についても議論を深めたい。唯一のアジアからの参加国なので、G7とアジアや『グローバルサウス』と言われる中間国をどうつなげ、連携していくのか考える機会にしたい」と述べました。
また、ことし8月のNPT=核拡散防止条約の再検討会議で、ロシアの反対により「最終文書」が採択されなかったことに触れ「裏を返すと、ロシア以外の国は、ブロックをかけなかった。これからの核軍縮・不拡散を考えるうえでの土台になる文書と多くの国が受け止めている」と指摘しました。
そして「核兵器廃絶に向けた日本の行動計画『ヒロシマ・アクション・プラン』の項目も『最終文書』に盛り込まれたのでぜひこれをたたき台とし、核軍縮・不拡散の取り組みを進めていきたい」と述べました。
ソース:NHK ニュース