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オリックス ソフトバンクに勝利しょうり 2ねん連続れんぞく日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつ

2022-10-15 14:41:15

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プロ野球やきゅうパ・リーグぱり-ぐのクライマックスシリーズファイナルステージだい4せんでオリックスがソフトバンクに3たい2でサヨナラしました。オリックスはリーグ優勝ゆうしょうしたチームあたえられたアドバンテージの1しょうふくめた対戦たいせん成績せいせきを4しょう1はいとし、2ねん連続れんぞく日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつめました。
パ・リーグぱり-ぐのクライマックスシリーズファイナルステージだい4せんはリーグ優勝ゆうしょうたしたオリックスが対戦たいせん成績せいせき3しょう1はいと、日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつ王手おうてをかけて、15にちよる京セラきょうせらドーム大阪おおさかでソフトバンクと対戦たいせんしました。

試合しあいは0たい0の4かい、ノーアウト一塁いちるいで4ばん吉田よしだただしなお選手せんしゅがファイナルステージで2ほんのホームランとなるツーランをって先制せんせいしました。

2たい0の7かいに3にん山崎やまざきいちろう投手とうしゅがソフトバンクの5ばん・デスパイネ選手せんしゅにツーランホームランをたれて同点どうてんいつかれましたが、9かい、2アウト二塁にるい三塁さんるいとし、3ばん中川なかがわけいふとし選手せんしゅがレフトに試合しあいめるヒットをってオリックスが3たい2でサヨナラしました。

オリックスは3しょうげてリーグ優勝ゆうしょうしたチームあたえられたアドバンテージの1しょうふくめた対戦たいせん成績せいせきを4しょう1はいとし、2ねん連続れんぞく日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつめました。

やぶれたソフトバンクは1同点どうてんいついたものの9かいおさのモイネロ投手とうしゅがオリックス打線だせんにつかまりました。

オリックス中嶋なかじま監督かんとく「ことしはやり返やりかえしたい」

日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつめたオリックスの中嶋なかじまさとし監督かんとくは「本当ほんとううれしい。選手せんしゅ裏方うらかたふく全員ぜんいんことができた」とよろこかたりました。

サヨナラヒットをった中川なかがわけいふとし選手せんしゅについては「本当ほんとうってくれとおもっていたのでホッとしている」とはなしました。

また吉田よしだただしなお選手せんしゅ先制せんせいのツーランホームランについては「とんでもなくんでいたのでどぎもをかれた。すばらしいホームランだった」とはなしていました。

そして日本にっぽんシリーズけて「去年きょねんはヤクルトにけているのでことしはなんとかやり返やりかえしたい」と意気込いきごべました。
また会見かいけんで「リーグ連覇れんぱそして日本一にっぽんいち目指めざしてやってきたので日本にっぽんシリーズ舞台ぶたいことができることをうれしくおも」とはなしました。

そのうえで日本にっぽんシリーズでヤクルトと対戦たいせんすることについては「去年きょねんたたかったがけているのでことしはやり返やりかえしたい。日本にっぽんシリーズ舞台ぶたいおもいっきりたのしみチャレンジャーの気持きもやるだけだ」と意気込いきごべました。

サヨナラヒットのオリックス中川なかがわちから以上いじょうせた」

日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつめるサヨナラのヒットをったオリックスの中川なかがわけいふとし選手せんしゅは「自分じぶんのスイングをすることだけをこころがけつよ気持きも打席だせきはいった。ファン声援せいえん自分じぶんちから以上いじょうのものがせた」と振り返ふりかえりました。

レギュラー定着ていちゃくしたこんシーズン振り返ふりかえって「去年きょねん自分じぶん実力じつりょく不足ふそくチーム貢献こうけんすることができなかったのでことしはつよ気持きもちをもって1ねんやってきた」とはなしたうえで日本にっぽんシリーズにけては「チームに貢献こうけんできるようおもいっきりプレーしたい」とはなしていました。

MVPオリックス吉田よしだやり返やりかえチャンス

パ・リーグぱり-ぐのクライマックスシリーズのMVP=最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅえらばれたオリックスの吉田よしだただしなお選手せんしゅは「たくさんファンまえよろこかちえてよかった。チームみんな勝利しょうり貢献こうけんできるようベストくした結果けっかだ」と振り返ふりかえりました。

そのうえで日本にっぽんシリーズでのヤクルトとの対戦たいせんについては「去年きょねんけたくやしさがあるやり返やりかえチャンスたのであとは結果けっかだけだ」と意気込いきごべました。

オリックス山本やまもと村上むらかみとの対戦たいせんたのしみ

クライマックスシリーズファイナルステージだい1せんで8かいげて失点しってん好投こうとうした山本やまもとゆかりしん投手とうしゅは「投手とうしゅじん必死ひっしにつなぎ野手やしゅってくれて全員ぜんいんことができた」と振り返ふりかえりました。

日本にっぽんシリーズけては「去年きょねんくやしさをらすことができるよう全力ぜんりょくのぞみたい」としたうえで、史上しじょう最年少さいねんしょう三冠王さんかんおうかがやいたヤクルトの村上むらかみそうたかし選手せんしゅとの対戦たいせんについては「シーズンなかではなかなか対戦たいせんする機会きかいがないので最高さいこう試合しあい対戦たいせんできるのはたのしみだ」とはなしていました。

オリックス杉本すぎもと日本にっぽんシリーズでMVPれるよう」

クライマックスシリーズファイナルステージでホームランをふくヒット5ほん、5打点だてん活躍かつやくしたオリックスの杉本すぎもとひろし太郎たろう選手せんしゅは「レギュラーシーズンくやしいおもをしていたのでクライマックスシリーズや日本にっぽんシリーズではやり返やりかえしてやろうとのぞんだ。きょうはヒットをてなかったがフォアボールを2つえらつなぐことができたのでよかった」と振り返ふりかえりました。

日本にっぽんシリーズでヤクルトと対戦たいせんすることについては「元気げんきがあってつよチームで去年きょねんけている相手あいてなので全員ぜんいんくやしさをらしたい。日本にっぽんシリーズでMVPがれるよう頑張がんばりたい」と意気込いきごべました。

ソフトバンク 藤本ふじもと監督かんとく来年らいねん打倒だとうオリックス”」

ソフトバンクの藤本ふじもと博史ひろふみ監督かんとくは「けたらわりというなかでみんなよくやってくれた。モイネロはずっとおさをやってくれていた。サヨナラヒットをった中川なかがわくんをめるべきではないか」とサヨナラきっした試合しあい振り返ふりかえりました。

そのうえで「オリックスとはレギュラーシーズン勝率しょうりつまったおなだったが、けたことはけた。来年らいねんやり返やりかえつもり、“打倒だとうオリックス”で頑張がんばります」とはなしていました。

ソフトバンク選手せんしゅ会長かいちょう 今宮いまみやなにもできずくやしい

ソフトバンクでこんシーズン選手せんしゅ会長かいちょうつとめた今宮いまみや健太けんた選手せんしゅは「クライマックスシリーズは、選手せんしゅ会長かいちょうとしても、選手せんしゅとしてもなにもできず、チームけてしまったというくやしさがすごくあります」と心境しんきょうかたりました。

そのうえで「来年らいねん以降いこう、オリックスの投手とうしゅじんのようないいピッチャーがたくさんいることを意識いしきしてレベルげていきたい。課題かだいそれぞれえているとおも」とはなしていました。

オリックス 勝因しょういん

クライマックスシリーズファイナルステージ突破とっぱしたオリックス。

レギュラーシーズン不振ふしんくるしんだ、去年きょねんのホームランおう杉本すぎもとひろし太郎たろう選手せんしゅ復調ふくちょうしたことで打線だせんあつて、2ねん連続れんぞく日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつにつながりました。

さくシーズン、32ほんのホームランをって、ホームランおうのタイトルを獲得かくとくした杉本すぎもと選手せんしゅ

しかしこんシーズンは、開幕かいまくから極度きょくど不振ふしんくるしみました。

その後そのご新型しんがたコロナウイルスへの感染かんせんや、ひだりふともものけがなどもあって最後さいごまでほん調子ちょうしもどらずホームランのかずは15ほん去年きょねんから半減はんげん打率だりつも2わり3ふん5りんにとどまりました。

チームがソフトバンクとしれつな首位しゅいあらそをしていた最中さいちゅうも2ぐんでの調整ちょうせい余儀よぎなくされていました。

こうしたシーズン杉本すぎもと選手せんしゅは、「あまたまても、ファールになったり、なかったりすることがおおかった。よくなったとおもったら、すぐにおかしくなってしまう状態じょうたいだった」と振り返ふりかえくやしさをにじませていました。

2ねん連続れんぞく日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつけて勝負しょうぶ短期たんき決戦けっせん杉本すぎもと選手せんしゅは「クライマックスシリーズや日本にっぽんシリーズでは中心ちゅうしんになりたい」と活躍かつやくちかいファイナルステージのぞみました。

だい1せんでは、3てんリードの5かい、2アウト満塁まんるいチャンスタイムリーって、勝負しょうぶ決定けっていづけるなどヒット2ほん、2打点だてん

だい2せんでは、2たい2の同点どうてんむかえた5かい勝ち越かちこのツーランホームランをなどヒット3ほんで3打点だてん活躍かつやくしました。

去年きょねんのホームランおう杉本すぎもと選手せんしゅここ復活ふっかつし、打線だせんあつをもたらしたことがチームの2ねん連続れんぞく日本にっぽんシリーズ進出しんしゅつにつながりました。

やり返やりかえチャンスをもらっているので、くやしい気持きもわすれずに、頑張がんばりたい」と杉本すぎもと選手せんしゅ

日本にっぽんシリーズでは、自身じしんあいするキャラクター、漫画まんが北斗ほくとこぶし」のラオウのように、「一片いっぺんいなく」、わることができるよう、みずからのバット勝利しょうりをたぐりせる覚悟かくごです。

ソフトバンク 敗因はいいん

ソフトバンクは1ねん藤本ふじもと博史ひろふみ監督かんとく指揮しきかんにしてたたかったことし、レギュラーシーズン優勝ゆうしょうへのマジックナンバーを「1」としながら最後さいご2連敗れんぱいでオリックスに優勝ゆうしょうをさらわれました。

それでもクライマックスシリーズはいとファーストステージでは西武せいぶ連勝れんしょうし、リーグ優勝ゆうしょうのがしたいや雰囲気ふんいき払拭ふっしょくしたかにえました。

ファイナルステージだい1せん、オリックスの先発せんぱつ絶対ぜったいてきエース、山本やまもとゆかりしん投手とうしゅでした。

1てん先制せんせいされた直後ちょくごの5かい、1アウト二塁にるい三塁さんるい一打いちだ逆転ぎゃくてんチャンスをつくりました。

しかし、8ばんやなぎまちたち選手せんしゅと9ばん甲斐かい拓也たくや選手せんしゅ連続れんぞく三振さんしんたおれました。

その直後ちょくごのオリックスの攻撃こうげきで3てんうばわれ、試合しあいなが一気いっき相手あいてかたむき、完封かんぷうとなりました。

だい2せんでは1かいに1てん先制せんせいしながら、直後ちょくご先発せんぱつ板東ばんどうゆう投手とうしゅ同点どうてんタイムリーたれました。

3かいにも1てん勝ち越かちこしましたが直後ちょくご犠牲ぎせいフライでいつかれました。

試合しあいなが引き寄ひきよせきれないなか、5かい杉本すぎもとひろし太郎たろう選手せんしゅのツーランで勝ち越かちこされると、最後さいごまではね返はねかえことができませんでした。

試合しあい藤本ふじもと博史ひろふみ監督かんとくは「てんってもすぐにてんられてなかなかしんどい試合しあいだった」と振り返ふりかえりました。

だい3せんは、ったものの、だい4せんでは7かいにデスパイネ選手せんしゅのツーランでいつくねばをみせましたが勝ち越かちこことはできず9かいおさのモイネロ投手とうしゅ中川なかがわけいふとし選手せんしゅタイムリーたれてサヨナラきっしました。

だい1せんだい4せんは、打線だせん投手とうしゅじん十分じゅうぶん援護えんごできない、だい2せんでは打線だせん得点とくてんをあげても投手とうしゅじんがリードをまもれないというあく循環じゅんかんおちいってしまいました。

ソフトバンクはポストシーズンで3ねんまえからことしのクライマックスシリーズファーストステージ終了しゅうりょうまで18連勝れんしょう無類むるいつよさをほこってきました。

今回こんかいのファイナルステージは、投打とうだかみ合かみあわずポストシーズン18連勝れんしょうまっただけではなく、1しょうしかできない結果けっかわり、リーグ優勝ゆうしょうのがしたくやしさをクライマックスシリーズらすことはできませんでした。
ソース:NHK ニュース