照あきらノ富士ふじ「もっと高たかみを」1年ねん越ごしの横綱よこづな昇進しょうしんパーティー

大だい相撲すもうの横綱よこづな 照あきらノ富士ふじの横綱よこづな昇進しょうしんを祝いわうパーティーが東京とうきょう都内とないで開ひらかれ、照あきらノ富士ふじが「もっと高たかみを目指めざしたい」と意気込いきごみを述のべました。

照あきらノ富士ふじはモンゴル出身しゅっしんの30歳さい。

平成へいせい27年ねん夏場なつば所しょで初はつ優勝ゆうしょうして大関おおぜきに昇進しょうしんしたあと、ひざのけがや糖尿とうにょう病びょうなどで一時いちじ、序ついで二に段だんまで番付ばんづけを下さげましたが、その後そのご再ふたたび番付ばんづけを上あげて、去年きょねんの名古屋なごや場所ばしょ後ごに第だい73代だい横綱よこづなに昇進しょうしんしました。

横綱よこづな昇進しょうしんを祝いわうパーティーは新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうでこれまで開催かいさいすることができませんでしたが、昇進しょうしんから1年ねん余あまりたった16日にち、東京とうきょう都内とないのホテルで開ひらかれ、およそ1100人にんが出席しゅっせきしました。

パーティーでは師匠ししょうの伊勢いせヶ濱はま親方おやかたが「血ちのにじむような努力どりょくで横綱よこづなまで昇進しょうしんすることができた。師匠ししょうの私わたしにとって奇跡きせきのような喜よろこびだった」とあいさつしました。

そして照あきらノ富士ふじが「ここで終おわるわけにはいかない。もっと高たかみを目指めざして、横綱よこづなとしてどう生いきていくか勉強べんきょうして頑張がんばっていきたい」と意気込いきごみを述のべました。

このあと照あきらノ富士ふじは、伊勢いせヶ濱はま親方おやかたや貴き景勝けいしょうなど3人にんの大関おおぜきとともに鏡かがみ割わりをして横綱よこづな昇進しょうしんを祝いわいました。

取材しゅざいに応おうじた照あきらノ富士ふじは「昇進しょうしんパーティーをこんなに長ながく開あけなかったのは初はじめてだと思おもうので、できたことがうれしい。横綱よこづなになったら責任せきにんもあるし、少すこしずつ学まなんでいきたい」と話はなしました。

一方いっぽう、先さき場所ばしょは両りょうひざのけがで10日にち目めから途中とちゅう休場きゅうじょうしていて、次つぎの九州きゅうしゅう場所ばしょに向むけては「親方おやかたたちと相談そうだんして、これからどうやっていくか考かんがえていきたい」と述のべるにとどまりました。

ソース：NHK ニュース