米べい、いかなる形態けいたいの核攻撃かくこうげきも容認ようにんせず

　米国べいこくのサリバン大統領補佐官だいとうりょうほさかん（国家安全保障担当こっかあんぜんほしょうたんとう）は１６日にち、ＣＮＮの取材しゅざいに対たいし、ロシアがウクライナとの戦争せんそうでいかなる形態けいたいで核兵器かくへいきを使用しようしても、米国べいこくがその対応たいおうに区別くべつをつけることはないと述のべました。
　サリバン氏しは、ＣＮＮ記者きしゃからの仮定かていの質問しつもんに答こたえました。記者きしゃは、小ちいさな標的ひょうてきを破壊はかいしたり、黒海こっかいで爆発ばくはつさせたりするといった、核兵器かくへいきのいわゆる「戦術的せんじゅつてき」な使用しようについて、大規模だいきぼな攻撃こうげきと区別くべつして扱あつかうのかどうか質問しつもんしました。
　サリバン氏しは「ウクライナの戦場せんじょうでの核兵器かくへいきの使用しようは、ウクライナの戦場せんじょうでの核兵器かくへいきの使用しようだ」と強調きょうちょう。使つかい方かたに違ちがいがあるとの考かんがえは危険きけんな考かんがえだとの見方みかたを示しめしました。
　サリバン氏しは、米国べいこくには、北大西洋条約機構きたたいせいようじょうやくきこう（ＮＡＴＯ）の同盟国どうめいこくやパートナー、中印なかいんを含ふくむ世界中せかいじゅうの責任せきにんある国くにぐに々と協力きょうりょくして、ロシアに対たいし、今回こんかいの戦争せんそうで核兵器かくへいきの使用しようを考かんがえるべきではないという明確めいかくで断固だんことしたメッセージを送おくる義務ぎむがあると語かたりました。

ソース：NHK ニュース