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プロ野球やきゅう日本にっぽんシリーズだい1せん ヤクルトが5たい3で勝利しょうり

2022-10-22 15:04:31

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プロ野球やきゅう日本にっぽんシリーズだい1せんが22にちよる神宮じんぐう球場きゅうじょうおこなわれヤクルトがオリックスに5たい3でち、対戦たいせん成績せいせきを1しょう0はいとしました。

日本にっぽんシリーズは、ともにリーグ優勝ゆうしょうし、クライマックスシリーズをがったオリックスとヤクルトの去年きょねんおな顔合かおあわせとなり、だい1せんが22にちよる神宮じんぐう球場きゅうじょうおこなわれました。

ヤクルトは1かい、1ばん塩見しおみ泰隆やすたか選手せんしゅがオリックスのエース山本やまもとゆかりしん投手とうしゅ初球しょきゅうをとらえてヒットで出塁しゅつるいし、このあと2アウト一塁いちるい二塁にるいとして5ばん オスナ選手せんしゅが2てんタイムリーツーベースヒットを先制せんせいしました。

2かい同点どうてんいつかれましたが、3かい塩見しおみ選手せんしゅソロホームランで勝ち越かちこし、4かいには5ばん オスナ選手せんしゅのソロホームランでリードをひろげました。
ヤクルトの先発せんぱつ小川おがわ泰弘やすひろ投手とうしゅは、ランナーをしながらもねばりのピッチングをせ、5かい2失点しってん試合しあいつくりました。

4たい3と1てんせまられた直後ちょくごの8かいには4ばん村上むらかみそうたかし選手せんしゅソロホームランをちヤクルトが5たい3でち、対戦たいせん成績せいせきを1しょう0はいとしました。
オリックスは史上しじょうはじめて2ねん連続れんぞく先発せんぱつ投手とうしゅタイトル4つを獲得かくとくした絶対ぜったいてきエースの山本やまもと投手とうしゅが4かいまでに4てんうしない、さらにひだり脇腹わきばら違和感いわかんうったえ、5かい途中とちゅうでマウンドをりたのが誤算ごさんでした。

だい2せんは23にちも、神宮じんぐう球場きゅうじょう午後ごご6からおこなわれます。

ヤクルト 高津たかつ監督かんとく「あす以降いこうために全力ぜんりょくくす

日本にっぽんシリーズ初戦しょせんをとったヤクルトの高津たかつしんわれ監督かんとくは「試合しあいまえに1ばんてっぺんのやまのぼろうというはなしをした。塩見しおみとオスナの活躍かつやく非常ひじょうおおきかった。先発せんぱつ小川おがわも、すこ制球せいきゅうみだれる場面ばめんもあったが、よく2失点しってんねばってくれた」と振り返ふりかえりました。

さらに8かい村上むらかみそうたかし選手せんしゅソロホームランについては、「簡単かんたんボールではなかったとおもが、あの場面ばめんでの1てん非常ひじょうおおきかった」とたたえていました。

そして、23にち以降いこう試合しあいけて、「初戦しょせんれてよかったが、またあす以降いこうために全力ぜんりょくくし、てるゲームをやっていきたい」と意気込いきごんでいました。

オリックス 中嶋なかじま監督かんとく最後さいごめきることできなかった」

オリックスの中嶋なかじまさとし監督かんとくは「打線だせんはつないだが最後さいごめきることができなかったので反省はんせいしてあすの試合しあい切り替きりかえていきたい」と振り返ふりかえりました。

またひだり脇腹わきばらをつったような感覚かんかくうったえ5かい途中とちゅう4失点しってん降板こうばんしたエースの山本やまもとゆかりしん投手とうしゅについては、「異常いじょうはあったということだがくわしい状況じょうきょうかっていない」とおおかたりませんでした。

ヤクルト 塩見しおみ「あしたもチーム一丸いちがん 頑張がんばっていきたい」

勝ち越かちこソロホームランをふく3安打あんだ活躍かつやくしたヤクルトの塩見しおみ泰隆やすたか選手せんしゅは、試合しあいのヒーローインタビュー勝ち越かちこしのソロホームランについて、「あたまにホームランはなかった。追い込おいこまれていたので、コンパクトにったらたって、それがホームランになってかったです」と振り返ふりかえりました。

そして、23にち以降いこう試合しあいについて、「あしたもチーム一丸いちがん頑張がんばっていきたい。あすはきょう一緒いっしょにヒーローにえらばれたオスナ選手せんしゅよりもっとかがやいて、一番いちばんになれるようもっと活躍かつやくします」と意気込いきごんでいました。

ヤクルト オスナ「打線だせん全体ぜんたいでいいバッティング」

3安打あんだ活躍かつやくせたヤクルトのオスナ選手せんしゅは、試合しあいのヒーローインタビューで、先制せんせいの2てんタイムリーツーベースヒットについて「感触かんしょくかった。オリックスの山本やまもと投手とうしゅ日本一にっぽんいち投手とうしゅだが、うち打線だせんもいいので、打線だせん全体ぜんたいでいいバッティングができた」と振り返ふりかえりました。

そのうえで、クライマックスシリーズから活躍かつやくつづいていることについて、「ここすうヶ月かげつ状態じょうたいとにかくあまくなるボールって、ねらだまをしぼって、ボールをいかけすぎないことを意識いしきしている」と好調こうちょう要因よういんかたりました。

そのうえで、ファンけて「あしたも一緒いっしょたたかって、勝利しょうりをつかみましょう」とびかけていました。

オリックス 山本やまもと投手とうしゅ大事だいじ試合しあい降板こうばん 最悪さいあくだとおも

5かい途中とちゅう、4失点しってん降板こうばんしたオリックスの山本やまもとゆかりしん投手とうしゅは「オスナ選手せんしゅにホームランをたれたあとからはいい方向ほうこう修正しゅうせいできていたが脇腹わきばらすこ違和感いわかんがあって大事だいじ試合しあい降板こうばんすることになってしまい最悪さいあくだとおもう」と振り返ふりかえりました。

今後こんごの、日本にっぽんシリーズでの登板とうばんけた準備じゅんびについてわれると「時間じかんがたっていないのでくわしくはからないが様子ようすながら相談そうだんしていきたい」とはなしていました。

ヤクルト村上むらかみ 山本やまもと投手とうしゅとの対戦たいせんはものりない結果けっか

ヤクルトのキーマンは不動ふどうの4ばん村上むらかみそうたかし選手せんしゅ

だい1せんではオリックスの絶対ぜったいてきエースの先発せんぱつ山本やまもとゆかりしん投手とうしゅとの対戦たいせん注目ちゅうもくあつまりました。

2022ねんのプロ野球やきゅうの「」の主役しゅやく村上むらかみ選手せんしゅ

打率だりつ3わり1ふん8りん、ホームラン56ほん、134打点だてんマーク史上しじょう最年少さいねんしょうの22さい三冠王さんかんおうかがやきました。

なかでもホームランは記録きろくずくめで、“5打席だせき連続れんぞく”や“史上しじょう最年少さいねんしょうでの150ごう”など数々かずかずプロ野球やきゅう記録きろく更新こうしん

シーズン終盤しゅうばん深刻しんこく打撃だげき不振ふしんくるしみながらも、レギュラーシーズン最終さいしゅうせんおう貞治さだはるさんの55ほん塗り替ぬりかえる56ごうホームランをちました。

さらに、クライマックスシリーズでも試合しあいめる逆転ぎゃくてんホームランをち、「必死ひっし野球やきゅうたのしみながらてるよう頑張がんば」とこのシリーズにのぞみました。

オリックスの山本やまもと投手とうしゅとは去年きょねん日本にっぽんシリーズで7打数だすう1安打あんだ、4三振さんしんおさえられ、ことしの交流こうりゅうせんでは対戦たいせんはなくおよそ1ねんぶりの対戦たいせん

だい1打席だせきは1かい、2アウト二塁にるいチャンスむかえましたが、村上むらかみ選手せんしゅ初球しょきゅうから4きゅう連続れんぞく見極みきわフォアボール

つづ5ばん オスナ選手せんしゅ先制せんせいの2てんタイムリーツーベースを呼び込よびこみました。

だい2打席だせきは3たい2とヤクルトがリードの3かい

ワンボールからの2きゅう、155キロのインコースのストレートをそんじてファーストゴロにたおれました。

このあと山本やまもと投手とうしゅが5かい先頭せんとうに3きゅうげたところで突如とつじょベンチがり、そのまま途中とちゅう交代こうたいし、村上むらかみ選手せんしゅとのだい3打席だせき対戦たいせん実現じつげんせず。

三冠王さんかんおう投手とうしゅタイトル4かん

球界きゅうかい代表だいひょうする2にん対戦たいせんたのしみにしていた野球やきゅうファンにとってはものりない結果けっかとなりました。

オリックス 山本やまもと投手とうしゅ 本来ほんらいのピッチングせられず4失点しってん

オリックスは初戦しょせんのマウンドをたくされた絶対ぜったいてきなエース、山本やまもとゆかりしん投手とうしゅが、立ち上たちあがりから制球せいきゅうくるしみ本来ほんらいのピッチングをせることができず4失点しってん

チームいきおあたえることができませんでした。

山本やまもと投手とうしゅこんシーズン自身じしんはつのノーヒットノーランを達成たっせいするなど史上しじょうはじめて、2ねん連続れんぞく最多さいたしょう最優秀さいゆうしゅう防御ぼうぎょりつなど先発せんぱつ投手とうしゅタイトル4つを獲得かくとくし、絶対ぜったいてきなエースとしてチームけん引けんいんしました。

一方いっぽうで、去年きょねん日本にっぽんシリーズではヤクルトを相手あいてに2試合しあい先発せんぱつし、いずれ好投こうとうしたものの、投手とうしゅなることができず、今回こんかい登板とうばんけて、「去年きょねんくやしさをらすことができるよう全力ぜんりょくのぞみたい」と意気込いきごんでいました。

ところが、22にち山本やまもと投手とうしゅ立ち上たちあがりから決め球きめだまのフォークボールやカーブなど変化球へんかきゅうコントロールさだまりませんでした。

1かいに2アウト一塁いちるい二塁にるいのピンチをまねき、ヤクルトの5ばん・オスナ選手せんしゅにタイムリーツーベースをたれこのかい、2てん先制せんせいされました。

このあと、味方みかたいついたものの、本来ほんらい調子ちょうし取り戻とりもどことはできず3かいには塩見しおみ泰隆やすたか選手せんしゅ、4かいにはオスナ選手せんしゅにホームランをたれ、シーズンでは防御ぼうぎょりつ、1てんだいだったエースが4てんうしな誤算ごさんでした。

山本やまもと投手とうしゅは5かい、このかい先頭せんとう代打だいだ、キブレハン選手せんしゅに3きゅうげた直後ちょくごに、みずからベンチ合図あいずおくってマウンドをり、このまま交代こうたい

球団きゅうだんによりますと、ひだり脇腹わきばらをつったような感覚かんかくうったえたということです。

オリックスは必勝ひっしょうして送り出おくりだした絶対ぜったいてきエースが、本来ほんらいのピッチングをせることができず、チームいきおをもたらすことができませんでした。
ソース:NHK ニュース