ドライシャンプーに発はつがん性物質混入せいぶっしつこんにゅうの恐おそれ、ユニリーバがリコール

日用品大手にちようひんおおてユニリーバは、スプレー式しきドライシャンプーに発はつがん性せいが指摘してきされる化学物質かがくぶっしつベンゼンが含ふくまれる可能性かのうせいがあるとして、ダヴやネクサス、スアーブ、ＴＩＧＩ、トレセメの各かくブランドで展開てんかいする一部製品いちぶせいひんのリコール（自主回収じしゅかいしゅう）を発表はっぴょうしました。

米食品医薬品局べいしょくひんいやくひんきょく（ＦＤＡ）の２１日尾発表にちびはっぴょうによると、リコールの対象たいしょうとなるのは２０２１年ねん１０月以前がついぜんに製造せいぞうされた製品せいひんで、全米ぜんべいの小売店こうりてんで販売はんばいされていました。

リコール通知つうちによると、発はつがん性物質せいぶっしつのベンゼンは、吸入きゅうにゅうしたり、口くちや皮膚ひふを通とおして取とり込こまれたりすると、白血病はっけつびょうや血液けつえきのがんを引ひき起おこすことがあります。

ＦＤＡは消費者しょうひしゃに対たいし、対象たいしょうとなるスプレー式しきドライシャンプー製品せいひんの使用中止しようちゅうしを勧告かんこくし、ユニリーバのリコール情報じょうほうサイトを確認かくにんして返金へんきんを受うけるよう促うながしています。

ソース：NHK ニュース