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体操 内村航平 鉄棒 ほぼ完璧な演技で予選首位 種目別選手権
2021-06-05 09:38:53

東京オリンピックの代表選考を兼ねた体操の全日本種目別選手権が群馬県高崎市で行われ、鉄棒の予選では4回目のオリンピック出場を目指す内村航平選手が大技をミスなく決めるほぼ完璧な演技でトップの得点をマークしました。
東京オリンピックの体操男子の代表選考は、4月の全日本選手権、先月のNHK杯、そして5日から始まった全日本種目別選手権の3つの大会の成績をもとに行われます。
内村選手は種目別の鉄棒で代表入りを目指していますが、3つの大会を通してオリンピックの種目別の個人枠で日本から出場できるのは、6つの種目すべてを合わせて1人だけです。
大会では5日予選が行われ、内村選手は鉄棒の演技に臨みました。

内村選手は冒頭のH難度の大技、ブレットシュナイダーをミスなく決めると、続くG難度やE難度の手放し技もほぼ完璧に決めました。
内村選手は、その後もひじや手足の先がしっかり伸びた美しい演技で最後の着地までほぼ完璧に決めて15.766の高得点をマークし、2位に1点近くの大差をつけるトップの得点で6日の決勝に進みました。
個人枠を争っている跳馬の米倉英信選手は、2回の跳躍のうちの1回目で、自身の名がつく世界最高難度の大技「ヨネクラ」を跳んだものの、着地が乱れました。
2回目の着地も乱れ、15.016の得点でこの種目2位でした。
決勝は6日行われ、競技後、東京オリンピックの代表に内定した選手が決まります。
内村選手は、その後もひじや手足の先がしっかり伸びた美しい演技で最後の着地までほぼ完璧に決めて15.766の高得点をマークし、2位に1点近くの大差をつけるトップの得点で6日の決勝に進みました。
個人枠を争っている跳馬の米倉英信選手は、2回の跳躍のうちの1回目で、自身の名がつく世界最高難度の大技「ヨネクラ」を跳んだものの、着地が乱れました。
2回目の着地も乱れ、15.016の得点でこの種目2位でした。
決勝は6日行われ、競技後、東京オリンピックの代表に内定した選手が決まります。
谷川や北園らも代表入りアピール
5日の予選では、団体の代表入りを目指す谷川航選手や、18歳の北園丈琉選手がともに得意種目で高得点をマークし初めての代表に向けてアピールしました。
男子団体の代表メンバーは4人のうち、NHK杯優勝の橋本大輝選手と、2位の萱和磨選手の2人が決まっていて、残りの2人は、代表選考の3大会の成績で団体の得点にどれだけ貢献できるかで決められます。
代表入りをめぐっては、NHK杯3位の谷川選手、3年前のユースオリンピックで5つの金メダルを獲得した北園選手、それにあん馬と鉄棒が得意な杉野正尭選手などが争っています。
5日の予選で谷川選手は4種目に臨み、このうち平行棒では、持ち味の力強い演技で次々と技を決めて14.833の得点をマークし、初めてのオリンピック代表に向けてアピールしました。
一方、北園選手は5種目に臨み、このうち、跳馬では、難度の高い大技のロペスをミスなく決めて15.000の高得点をマークしました。
平行棒でも15.033の得点を出すなど5種目すべてで14点台後半以上の高いレベルの演技を披露しました。
また、杉野選手も得意の鉄棒で手放し技を連続でこなすなど、14.733をマークしました。
決勝は6日行われ、競技後、東京オリンピックの代表に内定した選手が決まります。
男子団体の代表メンバーは4人のうち、NHK杯優勝の橋本大輝選手と、2位の萱和磨選手の2人が決まっていて、残りの2人は、代表選考の3大会の成績で団体の得点にどれだけ貢献できるかで決められます。
代表入りをめぐっては、NHK杯3位の谷川選手、3年前のユースオリンピックで5つの金メダルを獲得した北園選手、それにあん馬と鉄棒が得意な杉野正尭選手などが争っています。
5日の予選で谷川選手は4種目に臨み、このうち平行棒では、持ち味の力強い演技で次々と技を決めて14.833の得点をマークし、初めてのオリンピック代表に向けてアピールしました。
一方、北園選手は5種目に臨み、このうち、跳馬では、難度の高い大技のロペスをミスなく決めて15.000の高得点をマークしました。
平行棒でも15.033の得点を出すなど5種目すべてで14点台後半以上の高いレベルの演技を披露しました。
また、杉野選手も得意の鉄棒で手放し技を連続でこなすなど、14.733をマークしました。
決勝は6日行われ、競技後、東京オリンピックの代表に内定した選手が決まります。
ソース:NHK ニュース