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ノーベル平和賞授賞式にあわせ広島・長崎の被爆遺品 展示へ
2017-11-13 19:01:15

ことしのノーベル平和賞に国際NGOのICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンが選ばれたことを受けて、来月、授賞式が行われるノルウェーで、広島と長崎の原爆資料館などが所蔵する被爆遺品が展示される見通しとなり、今週、担当者が来日して協議が行われることになりました。
ことしのノーベル平和賞には、核兵器禁止条約の採択に貢献した国際NGOのICANが選ばれ、12月にノルウェーの首都オスロで行われる授賞式には、ICANの代表のほか、広島や長崎の被爆者も出席することになっています。
授賞式に合わせてオスロにある「ノーベル平和センター」では、ICANに関する展示とともに、広島と長崎の原爆資料館などが所蔵する被爆遺品も展示される見通しとなりました。
仲介にあたった京都市の立命館大学国際平和ミュージアムの安斎育郎名誉館長によりますと、平和センターの担当者が今週4日間の日程で訪日するということです。
担当者は、国際平和ミュージアムが所蔵する、広島で被爆して亡くなった男子学生の学生服を借り受けるほか、広島市の原爆資料館でも被爆遺品の貸し出しについて協議し、資料館側は衣服やかばんなど、亡くなった人の人となりがわかるような遺品を数点、提示したいとしています。
また、長崎市も展示に協力する方針で、担当者が広島を訪問する際に職員を派遣することを検討するとしています。
広島市の原爆資料館は、「ノーベル平和賞をきっかけに核兵器による被害を世界中の人に知ってもらえるよう前向きに協力したい」としています。
授賞式に合わせてオスロにある「ノーベル平和センター」では、ICANに関する展示とともに、広島と長崎の原爆資料館などが所蔵する被爆遺品も展示される見通しとなりました。
仲介にあたった京都市の立命館大学国際平和ミュージアムの安斎育郎名誉館長によりますと、平和センターの担当者が今週4日間の日程で訪日するということです。
担当者は、国際平和ミュージアムが所蔵する、広島で被爆して亡くなった男子学生の学生服を借り受けるほか、広島市の原爆資料館でも被爆遺品の貸し出しについて協議し、資料館側は衣服やかばんなど、亡くなった人の人となりがわかるような遺品を数点、提示したいとしています。
また、長崎市も展示に協力する方針で、担当者が広島を訪問する際に職員を派遣することを検討するとしています。
広島市の原爆資料館は、「ノーベル平和賞をきっかけに核兵器による被害を世界中の人に知ってもらえるよう前向きに協力したい」としています。
ソース:NHK ニュース