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イラン・イラク地震 山間部は支援物資供給追いつかず
2017-11-14 19:13:36

イランとイラクの国境付近の山岳地帯で、12日夜起きたマグニチュード7.3の地震で、イランの国営放送は14日、530人が死亡したと伝え、イラク政府も7人が死亡したと発表し死者は合わせて537人に上っています。
地震の被害はイラン側の山間部に集中していてこのうち特に被害が激しかった西部ケルマンシャー州のサレポレザハブでは、地震の発生から丸2日となる14日も、救援部隊が救助犬などを使いがれきの下に生存者がいないか、懸命の捜索を行っていました。
一方、街の広場や公園には、家を失った人たちがテントを設置し屋外での避難生活を余儀なくされています。イラン政府は、テントや食料、防寒具を重点的に支給する方針ですが、被災地は山間部のため物資の供給が追いつかず被災者からは不満の声があがっています。
2つのテントで30人以上の親戚と一緒に避難生活を送っているという男性は「毛布は支給されたが、夜は寒くて眠れない。子どもたちも同じことを言っている」と話し、さらなる支援を訴えていました。
山間部の被災地ではこの時期、夜間の気温が氷点下になることもあるということで本格的な冬を迎える前にイラン政府は被災者の支援に全力を挙げることにしています。
地震の被害はイラン側の山間部に集中していてこのうち特に被害が激しかった西部ケルマンシャー州のサレポレザハブでは、地震の発生から丸2日となる14日も、救援部隊が救助犬などを使いがれきの下に生存者がいないか、懸命の捜索を行っていました。
一方、街の広場や公園には、家を失った人たちがテントを設置し屋外での避難生活を余儀なくされています。イラン政府は、テントや食料、防寒具を重点的に支給する方針ですが、被災地は山間部のため物資の供給が追いつかず被災者からは不満の声があがっています。
2つのテントで30人以上の親戚と一緒に避難生活を送っているという男性は「毛布は支給されたが、夜は寒くて眠れない。子どもたちも同じことを言っている」と話し、さらなる支援を訴えていました。
山間部の被災地ではこの時期、夜間の気温が氷点下になることもあるということで本格的な冬を迎える前にイラン政府は被災者の支援に全力を挙げることにしています。
被災地で不安や不満の声
被災地では家を失った人たちが公園などで避難生活を送っていますが、支援物資が足りていないということで不安や不満の声が聞かれました。
避難生活を送る50代の男性は「家族にけがなどはありませんでしたが、自宅は大きく壊れ、危険で住むことはできません。テントや水、食料が必要です」と話していました。
また、自宅が全壊したという別の50代の男性は「毛布は支給されましたがそれでも夜は足が冷えて眠れない。子どもたちも同じことを言っています」と話しさらなる支援を求めていました。
一方、60代の男性は「持っている衣類で寒さをしのぐしかありません。暖房器具もなく、何もありません」と話し、冬の訪れとともに、寒さが本格化することに不安そうな様子でした。
避難生活を送る50代の男性は「家族にけがなどはありませんでしたが、自宅は大きく壊れ、危険で住むことはできません。テントや水、食料が必要です」と話していました。
また、自宅が全壊したという別の50代の男性は「毛布は支給されましたがそれでも夜は足が冷えて眠れない。子どもたちも同じことを言っています」と話しさらなる支援を求めていました。
一方、60代の男性は「持っている衣類で寒さをしのぐしかありません。暖房器具もなく、何もありません」と話し、冬の訪れとともに、寒さが本格化することに不安そうな様子でした。
ソース:NHK ニュース