Show Furigana
文科省 若手研究者の支援を強化 研究費 年間700万円支給へ
2019-12-08 20:06:29

若手の研究者が研究に専念できる環境を整えるため、国は700人を選んで、1人当たり年間700万円の研究費を原則7年間、支給する新たな制度を作ることになりました。
日本の若手研究者は、数年の期限があるポストで、厳しい競争の中で研究費を得ているケースが多いため、難しいテーマに挑戦しにくく、日本の研究力が低下している原因の一つと指摘されています。
そのため文部科学省は、約500億円の基金を新たに設立し、原則40歳までの若手研究者から3年かけて約700人を選び、1人当たり平均で年間700万円の研究費を支給する制度を作ることになりました。
支給の期間は原則7年間で、最も長い場合は10年間を想定するなど、これまでの若手研究者の支援策と比べて長期間の支援を前提としていることが特徴になっています。
対象となる若手研究者の選考は、文部科学省が所管する科学技術振興機構が、自由な発想で挑戦的な研究に取り組む研究者を選ぶことにしています。
若手研究者の研究環境については、ことしのノーベル化学賞の受賞者に選ばれた吉野彰さんらが研究力を低下させないためにも若い研究者が研究に専念できる環境を作るべきだと繰り返し発言していました。
そのため文部科学省は、約500億円の基金を新たに設立し、原則40歳までの若手研究者から3年かけて約700人を選び、1人当たり平均で年間700万円の研究費を支給する制度を作ることになりました。
支給の期間は原則7年間で、最も長い場合は10年間を想定するなど、これまでの若手研究者の支援策と比べて長期間の支援を前提としていることが特徴になっています。
対象となる若手研究者の選考は、文部科学省が所管する科学技術振興機構が、自由な発想で挑戦的な研究に取り組む研究者を選ぶことにしています。
若手研究者の研究環境については、ことしのノーベル化学賞の受賞者に選ばれた吉野彰さんらが研究力を低下させないためにも若い研究者が研究に専念できる環境を作るべきだと繰り返し発言していました。
ソース:NHK ニュース