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会期延長申し入れ否決 内閣不信任案 提出見送り 国会閉会へ
2019-12-09 05:53:55

国会は会期末の9日、野党側が会期の延長を申し入れましたが、与党側の反対多数で否決されました。一方、野党側は内閣不信任決議案の提出を見送ることになり、このあと国会は閉会します。
野党側が申し入れた40日間の会期延長は午後の衆議院議院運営委員会に諮られました。
委員会で野党側は「桜を見る会」をめぐり、安倍総理大臣から引き続き説明を聞く必要があるとして、延長の必要性を主張しましたが、採決の結果、与党側の反対多数で否決されました。
一方、自民党の森山国会対策委員長と立憲民主党の安住国会対策委員長が断続的に会期末の対応を協議しました。
そして会期を延長しないことになった経緯を大島衆議院議長が本会議で報告することや閉会中も内閣委員会で理事会を開き、「桜を見る会」について政府から説明を受けることで合意しました。
これを受けて安住氏は野党側の主張も一定程度受け入れられたなどとして、安倍内閣に対する不信任決議案の提出を見送る考えを森山氏に伝えました。
安住氏は記者団に対し「閉会中に内閣委員会の理事会で事実上の質疑をすることになり、条件は満たされたので内閣不信任決議案は提出しない」と述べました。
一方、森山氏は「『桜を見る会』については、内閣委員会の理事会で報告する」と述べました。
このあと衆参両院では本会議が開かれ、国民投票法の改正案など成立に至らなかった法案を継続審議にする手続きなどが行われ、国会は閉会します。
委員会で野党側は「桜を見る会」をめぐり、安倍総理大臣から引き続き説明を聞く必要があるとして、延長の必要性を主張しましたが、採決の結果、与党側の反対多数で否決されました。
一方、自民党の森山国会対策委員長と立憲民主党の安住国会対策委員長が断続的に会期末の対応を協議しました。
そして会期を延長しないことになった経緯を大島衆議院議長が本会議で報告することや閉会中も内閣委員会で理事会を開き、「桜を見る会」について政府から説明を受けることで合意しました。
これを受けて安住氏は野党側の主張も一定程度受け入れられたなどとして、安倍内閣に対する不信任決議案の提出を見送る考えを森山氏に伝えました。
安住氏は記者団に対し「閉会中に内閣委員会の理事会で事実上の質疑をすることになり、条件は満たされたので内閣不信任決議案は提出しない」と述べました。
一方、森山氏は「『桜を見る会』については、内閣委員会の理事会で報告する」と述べました。
このあと衆参両院では本会議が開かれ、国民投票法の改正案など成立に至らなかった法案を継続審議にする手続きなどが行われ、国会は閉会します。
ソース:NHK ニュース