今年のノーベル賞を渡す式が11日、スウェーデンのストックホルムでありました。「リチウムイオン電池」を作った吉野彰さんが、ノーベル賞の化学賞をもらいました。
リチウムイオン電池は、スマートフォンや小さなパソコンなどで使っています。式では「みんなの役に立つ、すばらしい研究です」と紹介がありました。
吉野さんは、ステージでスウェーデンの国王からメダルをもらいました。そして、国王と握手すると、会場の人たちは大きな拍手をしました。
式のあと吉野さんは「式に出席して、本当にノーベル賞をもらったという気持ちになりました。メダルはとても重かったです」と話していました。