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「息子から暴行受け 震えるほど恐怖」被告人質問で元農水次官
2019-12-12 06:28:19

長男を殺害した罪に問われている農林水産省の元事務次官は12日の被告人質問で「事件の直前に息子から暴行を受け、体が震えるほど恐怖感があった」と述べました。

農林水産省の元事務次官、熊澤英昭被告(76)はことし6月、東京・練馬区の自宅で長男の英一郎さん(44)を殺害した罪に問われ、11日、東京地方裁判所で開かれた初公判で起訴された内容を認めました。
12日は被告人質問が行われ、弁護士から長男をどのように支えてきたか問われると被告は、「息子が1人暮らしをしているアパートに行き、ごみの片づけや食事を一緒にするなどコミュニケーションを取ろうとした。アニメの勉強をしていた息子がコミックマーケットに作品を出品する時には売り子として手伝った」と答えました。
また、事件前の長男の様子については「息子は『殺してやる』と叫びながら家から外の物置まで追いかけてきて、ものすごい形相で殴ったり蹴ったりしたので地下鉄の駅まで逃げた。本当に殺されると思って、家に帰ったあとに土下座をして謝りその場は収まったが体が震えるほど恐怖感があった」と述べました。
12日は被告人質問が行われ、弁護士から長男をどのように支えてきたか問われると被告は、「息子が1人暮らしをしているアパートに行き、ごみの片づけや食事を一緒にするなどコミュニケーションを取ろうとした。アニメの勉強をしていた息子がコミックマーケットに作品を出品する時には売り子として手伝った」と答えました。
また、事件前の長男の様子については「息子は『殺してやる』と叫びながら家から外の物置まで追いかけてきて、ものすごい形相で殴ったり蹴ったりしたので地下鉄の駅まで逃げた。本当に殺されると思って、家に帰ったあとに土下座をして謝りその場は収まったが体が震えるほど恐怖感があった」と述べました。

被告は、はっきりとした声で落ち着いて質問に答えていました。
ソース:NHK ニュース