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温暖おんだんすすと…“日本海にほんかいがわ山間さんかん災害さいがいきゅう豪雪ごうせつも”研究けんきゅう結果けっか

2019-12-16 19:08:04

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地球ちきゅう温暖おんだんすすと、東日本ひがしにっぽん日本海にほんかいがわ中心ちゅうしんに、むしろ豪雪ごうせつえるという研究けんきゅう結果けっかました。とく山間さんかんでは、40ねんいち災害さいがいきゅう豪雪ごうせつが、はちねんからきゅうねんいちなるそれあるということです。

東北とうほく大学だいがく佐々井ささい崇博たかひろじょきょうらの研究けんきゅうグループは、温暖おんだんすすんで地球ちきゅう平均へいきん気温きおんよんがった場合ばあいゆきかたをシミュレーションしました。

その結果けっかいちねんもっとおおゆき豪雪ごうせつ降雪こうせつりょうは、太平洋たいへいようがわ日本海にほんかいがわ沿岸えんがんでは一方いっぽう東日本ひがしにっぽん中心ちゅうしんとした日本海にほんかいがわ山間さんかんではむしろえることがかりました。

とく岐阜ぎふけんから新潟にいがたけんにかけての山間さんかんでは、現在げんざいおよそ40ねんいちとされるいちにち60センチ以上いじょう災害さいがいきゅう豪雪ごうせつが、はちねんからきゅうねんいち頻度ひんどなるということです。

原因げんいんとして、地球ちきゅう温暖おんだんによって海水かいすいめん付近ふきん気温きおん上昇じょうしょう空気くうきちゅう水蒸気すいじょうきりょうえる一方いっぽうで、上空じょうくう寒気さむけ温度おんどあまりがらないため、ゆきりょうえるということです。

佐々井ささいじょきょうは「気候きこう変動へんどうまえ、とくだい寒波かんぱ観測かんそくしたときには、日本海にほんかいがわ山間さんかんではいまよりもつよ豪雪ごうせつ警戒けいかいする必要ひつようある」とはなしています。
ソース:NHK ニュース