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日本にっぽん漁船ぎょせんせき ロシア当局とうきょく北方ほっぽう領土りょうど連行れんこう

2019-12-17 19:18:29

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外務省がいむしょう関係かんけいしゃによりますと、北海道ほっかいどう根室ねむろある漁協ぎょきょうなど所属しょぞくする漁船ぎょせんせきが、17にち、ロシアの国境こっきょう警備けいびきょくによって北方ほっぽう領土りょうど連行れんこうされたことがわかりました。

ロシアがわ検査けんさのための連行れんこうだと説明せつめいしているということです。

政府せいふくわしい状況じょうきょうについて情報じょうほう収集しゅうしゅういそいでいます。

漁船ぎょせんは「安全あんぜん操業そうぎょう」の枠組わくぐみでタコりょう

北海道ほっかいどう水産すいさんはやしつとむ幹部かんぶNHKえぬえいちけい取材しゅざいに対にたいし、「漁船ぎょせんは、日本にっぽんとロシアの政府せいふかん協定きょうていもとづいておこなわれるいわゆる安全あんぜん操業そうぎょう』の枠組わくぐみでタコりょうおこなっていた。漁船ぎょせん操業そうぎょう日誌にっし記載きさい実際じっさい漁獲ぎょかくぶつとにそごがあるためにロシアがわから検査けんさけて、国後くなしりとうかまぬのこう連行れんこうされたといている。ロシアがわ主張しゅちょう事実じじつどうかは確認かくにんちゅうだ」とべました。

安全あんぜん操業そうぎょうとは

安全あんぜん操業そうぎょうは、北方ほっぽう領土りょうど周辺しゅうへん海域かいいきでロシアがわによる日本にっぽん漁船ぎょせん拿捕だほ(だほ)事件じけん相次あいついだことなどけ、平成へいせい10ねんむすばれたにち政府せいふかん協定きょうていもとづいておこなわれています。

操業そうぎょう条件じょうけん毎年まいとしおこなわれる交渉こうしょうまり、ことしの漁獲ぎょかくりょうはタコりょうが216トンとなっているほか、スケソウダラが955トン、ホッケが777トンなどとなっています。

またことしのタコりょう漁期ぎょき1月いちがついちか月かげつかんと、10つき16にちから12つきまつまでとなっています。
ソース:NHK ニュース