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女子中学生殺人未遂裁判 元教員に懲役15年求刑
2019-12-18 08:04:10

教え子の女子中学生の首を絞めて失神させたうえ、群馬県高崎市の山林まで車で連れ去ったとして殺人未遂などの罪に問われている元教員の裁判で、検察は「生徒に精神的な苦痛を与えるなど結果は極めて重大だ」として懲役15年を求刑しました。
群馬県高崎市の元教員内田慎也被告(28)は、ことし6月、当時、勤務していた中学校の女子生徒の自宅に殺害する目的で侵入し、スタンガンを押しつけ首を絞めて失神させたうえ、高崎市の山林まで車で連れ去ったなどとして、殺人未遂や監禁傷害などの罪に問われています。
これまでの裁判で、被告は「殺意はなかった」として起訴された内容の一部を否認しています。
18日、前橋地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「首を絞める行為は人を殺す典型的な行為で、被告は女子生徒が死ぬ危険性が高いことを認識していた」と説明しました。
そのうえで「生徒にけがを負わせ、精神的な苦痛を与えるなど結果は極めて重大だ」として懲役15年を求刑しました。
一方、被告の弁護士は、「首を絞めたのは大声を出せないようにするためで、殺意は認められない」と主張し執行猶予の付いた判決を求めました。
最後に内田被告は「いろいろな人に迷惑をかけ、申し訳ありませんでした。女子生徒がどんなにつらく苦しい思いをしたかと考えると胸が締めつけられる思いです」などと述べました。
裁判は18日で結審し、判決は20日に言い渡される予定です。
これまでの裁判で、被告は「殺意はなかった」として起訴された内容の一部を否認しています。
18日、前橋地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「首を絞める行為は人を殺す典型的な行為で、被告は女子生徒が死ぬ危険性が高いことを認識していた」と説明しました。
そのうえで「生徒にけがを負わせ、精神的な苦痛を与えるなど結果は極めて重大だ」として懲役15年を求刑しました。
一方、被告の弁護士は、「首を絞めたのは大声を出せないようにするためで、殺意は認められない」と主張し執行猶予の付いた判決を求めました。
最後に内田被告は「いろいろな人に迷惑をかけ、申し訳ありませんでした。女子生徒がどんなにつらく苦しい思いをしたかと考えると胸が締めつけられる思いです」などと述べました。
裁判は18日で結審し、判決は20日に言い渡される予定です。
ソース:NHK ニュース