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天皇ご一家 映画のチャリティー試写会に出席
2019-12-18 19:58:05

天皇ご一家は18日夜、東京都内で、戦時中の広島を舞台にした映画のチャリティー試写会に出席されました。
天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは18日午後6時半すぎ、東京 港区の会場に到着し、映画の関係者が出迎える中、一人ひとりと笑顔で言葉を交わされました。
上映されたのはアニメーション映画「この世界の片隅に」をベースに、およそ40分間にわたり新たな場面を加えて制作された作品です。
戦時中の広島を舞台に、厳しい生活の中でも明るさを忘れない主人公の女性が心の葛藤を抱えながら生きていく姿が描かれています。
愛子さまは中学3年生の時、広島市の平和公園を訪れた経験をもとに「平和」への思いを作文に記していて、上映が始まるとじっくりと作品に見入られていました。


上映されたのはアニメーション映画「この世界の片隅に」をベースに、およそ40分間にわたり新たな場面を加えて制作された作品です。
戦時中の広島を舞台に、厳しい生活の中でも明るさを忘れない主人公の女性が心の葛藤を抱えながら生きていく姿が描かれています。
愛子さまは中学3年生の時、広島市の平和公園を訪れた経験をもとに「平和」への思いを作文に記していて、上映が始まるとじっくりと作品に見入られていました。

上映のあと、ご一家は主演を務めたのんさんや監督と懇談され、天皇陛下は「戦時中が感じられる作品でした」とことばをかけられ、愛子さまは「昔の広島がわかりました。映画に感動しました」と話されたということです。

会場には募金箱が設置され、寄せられた募金は日本赤十字社の広島県支部の活動に役立てられるということです。
ソース:NHK ニュース