東京にある会社が、線虫という生物を使って、できてすぐのがんを見つけることができたと発表しました。この線虫は体の長さが1mmぐらいです。目がありませんが、少しのにおいでもよくわかって、がんになった人の尿のにおいに集まります。
この会社は大学や病院で、線虫ががんを見つけるテストをしました。線虫はとても少ない尿で、できてすぐのがんを85%見つけることができました。しかし、体のどこにがんがあるかは、ほかの検査をして調べる必要があります。
会社は、線虫を使ったがんの検査を来年1月から1万円ぐらいで始めると言っています。