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五輪のマラソンコース 札幌市中心部を変則的に3周で決定
2019-12-19 10:04:16

札幌市で実施する東京オリンピックのマラソンは、後半のコースは10キロを2周することが決まり、これで、20キロを1周する前半と合わせて、札幌市の中心部を変則的に3周するコースに決まりました。
これは19日、大会組織委員会が、理事会のあとに発表しました。
札幌で実施する東京オリンピックのマラソンのコースを巡っては、これまでに札幌市中心部の「大通公園」を発着点として、前半の20キロは市の中心部を1周することが決まっていましたが、後半の20キロ余りについては、組織委員会と国際競技団体の世界陸連で主張が違い、現地の視察が行われるなど協議が続いてきました。
この結果、組織委員会と世界陸連、それにIOC=国際オリンピック委員会は、後半は、1周目のコースの北側を活用した10キロのコースを2周することで合意しました。


札幌で実施する東京オリンピックのマラソンのコースを巡っては、これまでに札幌市中心部の「大通公園」を発着点として、前半の20キロは市の中心部を1周することが決まっていましたが、後半の20キロ余りについては、組織委員会と国際競技団体の世界陸連で主張が違い、現地の視察が行われるなど協議が続いてきました。
この結果、組織委員会と世界陸連、それにIOC=国際オリンピック委員会は、後半は、1周目のコースの北側を活用した10キロのコースを2周することで合意しました。

また、距離を調整するためスタートからは、大通公園を2周することで調整しているということです。
これで、東京の暑さ対策のため競技会場が急きょ移転した札幌市でのマラソンは、市の中心部を変則的に3周するコースに決まりました。
組織委員会は、20日に札幌市で実務者による会議を開いたうえで、運営本部を立ち上げ具体的な準備を急ぐことにしています。
大会組織委員会の森泰夫大会運営局次長は「IOCや世界陸連、地元の行政を含めて、安全でよいコースにするにはどうしたらいいかということで、短期間だが丁寧かつ具体的に議論した」と話しました。
そのうえで、「コースは最終的には4月に雪がとけてから正確な計測の後に固めていく。これから具体的な協議や運営準備が始まるので、地元と一緒になってよい大会にできるようにしていきたい」と話しました。
女子マラソンは来年8月8日行われ、午前7時にスタート、男子マラソンは翌9日に行われ、午前7時スタートとなっています。
これで、東京の暑さ対策のため競技会場が急きょ移転した札幌市でのマラソンは、市の中心部を変則的に3周するコースに決まりました。
組織委員会は、20日に札幌市で実務者による会議を開いたうえで、運営本部を立ち上げ具体的な準備を急ぐことにしています。
大会組織委員会の森泰夫大会運営局次長は「IOCや世界陸連、地元の行政を含めて、安全でよいコースにするにはどうしたらいいかということで、短期間だが丁寧かつ具体的に議論した」と話しました。
そのうえで、「コースは最終的には4月に雪がとけてから正確な計測の後に固めていく。これから具体的な協議や運営準備が始まるので、地元と一緒になってよい大会にできるようにしていきたい」と話しました。
女子マラソンは来年8月8日行われ、午前7時にスタート、男子マラソンは翌9日に行われ、午前7時スタートとなっています。
瀬古利彦リーダー「すばらしいコースになった」
マラソンのコースが決まったことについて、日本陸上競技連盟の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「コースが決まったことで出場する選手たちは今後の具体的な対策も含めた準備を進めることができる。前半1周、後半2周という周回コースに決まったことで、沿道で応援してくださる観客の方にとっては、選手たちに直接声援を送る機会が増えるし、選手たちにとっても絶えず大きな声援を受けながら 走ることができることは間違いなく励みになる。すばらしいコースになったのではと思う。関係するすべての方々と一体となり、最高の結果を目指していきたい」とコメントしました。

一方、競歩は8月6日で男子20キロ競歩で午後4時半スタート、7日は男子50キロ競歩が午前5時半スタートとなっています。
ソース:NHK ニュース