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日ロ外相 来年2月にも次の会談実施へ 首脳会談の調整も確認
2019-12-19 19:09:51

ロシアを訪れている茂木外務大臣はラブロフ外相と会談し、北方領土問題を含む平和条約交渉について、双方が受け入れ可能な解決策を見いだすために協議項目を整理していくことで一致し、来年2月にも次の外相会談を行うことになりました。
茂木外務大臣は19日、就任以来初めてロシアのラブロフ外相と本格的な平和条約交渉に臨み、双方が受け入れ可能な解決策を見いだすために協議項目を整理していくことで一致しました。
また、北方領土での共同経済活動について、ことし実施した試験的な観光ツアーを踏まえ、来年の本格実施に向けて、局長級の作業部会を来月開催することを確認しました。
そのうえで、来年2月にドイツでの国際会議に合わせて次の外相会談を行う方向で一致したほか、首脳会談の日程を調整していくことも確認しました。
一方、茂木大臣は、北方領土周辺海域で日本漁船が拿捕(だほ)されたことに抗議し、乗組員の速やかな帰港を求めました。
会談後、茂木大臣は記者団に対し、平和条約交渉について「ロシア側が提起したあらゆる論点について日本の立場は詳細に伝えた。率直でいい会談ができた」と述べました。
一方、ラブロフ外相は「両国関係全体を質的に新しいレベルに引き上げることが必要だ。簡単ではないが、長期的、地道に取り組んでいく」と述べました。
また、北方領土での共同経済活動について、ことし実施した試験的な観光ツアーを踏まえ、来年の本格実施に向けて、局長級の作業部会を来月開催することを確認しました。
そのうえで、来年2月にドイツでの国際会議に合わせて次の外相会談を行う方向で一致したほか、首脳会談の日程を調整していくことも確認しました。
一方、茂木大臣は、北方領土周辺海域で日本漁船が拿捕(だほ)されたことに抗議し、乗組員の速やかな帰港を求めました。
会談後、茂木大臣は記者団に対し、平和条約交渉について「ロシア側が提起したあらゆる論点について日本の立場は詳細に伝えた。率直でいい会談ができた」と述べました。
一方、ラブロフ外相は「両国関係全体を質的に新しいレベルに引き上げることが必要だ。簡単ではないが、長期的、地道に取り組んでいく」と述べました。
ソース:NHK ニュース