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歳出膨張 来年度予算案 総額102兆円超 きょう決定
2019-12-19 22:20:47

政府は、20日の閣議で一般会計の総額が過去最大の102兆6600億円程度となる来年度予算案を決定します。2年連続で100兆円を上回り、歳出の膨張が続いています。
来年度・令和2年度予算案は、一般会計の総額で102兆6600億円と、今年度の当初予算を1兆2000億円程度上回り、過去最大となります。
「歳出」のうち社会保障費は今年度より1兆7500億円程度増えて過去最大の35兆8100億円程度となります。
高齢化によって医療や介護などにかかる費用が4100億円程度増えるほか、低所得世帯を対象とした高等教育の無償化の費用や幼児教育と保育の無償化にかかる費用が来年度は年間を通して必要となるためです。
また、防災・減災と国土強じん化に向けたインフラ強化などを盛り込んだ新たな経済対策に1兆7800億円程度をあてます。
国から地方に配分される地方交付税は15兆8100億円程度が計上されます。
一方、「歳入」では税収が消費税率の引き上げによる増収を反映して過去最高の63兆5100億円程度となります。
このため、国の新たな借金にあたる国債の新規発行額は32兆5600億円程度と、当初予算としては10年連続で減りますが、減少額は1000億円程度にとどまり、歳入の3分の1近くを国債に頼る厳しい財政状況が続きます。
「歳出」のうち社会保障費は今年度より1兆7500億円程度増えて過去最大の35兆8100億円程度となります。
高齢化によって医療や介護などにかかる費用が4100億円程度増えるほか、低所得世帯を対象とした高等教育の無償化の費用や幼児教育と保育の無償化にかかる費用が来年度は年間を通して必要となるためです。
また、防災・減災と国土強じん化に向けたインフラ強化などを盛り込んだ新たな経済対策に1兆7800億円程度をあてます。
国から地方に配分される地方交付税は15兆8100億円程度が計上されます。
一方、「歳入」では税収が消費税率の引き上げによる増収を反映して過去最高の63兆5100億円程度となります。
このため、国の新たな借金にあたる国債の新規発行額は32兆5600億円程度と、当初予算としては10年連続で減りますが、減少額は1000億円程度にとどまり、歳入の3分の1近くを国債に頼る厳しい財政状況が続きます。
ソース:NHK ニュース