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女子は伊藤 男子は張本が優勝 卓球ジャパントップ12
2019-12-22 08:54:48

卓球の国内トップレベルの選手が出場する「ジャパントップ12」が仙台市で行われ、女子は伊藤美誠選手、男子は張本智和選手と、ともに東京オリンピックシングルスの代表入りを確実にしている2人が優勝しました。
「ジャパントップ12」は、東京オリンピックのシングルスの代表入りを確実にしている選手と、21日の世界選手権の最終選考会で決勝に進んだ男女それぞれ4人が出場し、トーナメント形式で争いました。
女子の決勝は、伊藤選手がシングルスの代表を逃した同じ19歳の平野美宇選手と対戦しました。伊藤選手は第1ゲームを落とし、第2ゲームも先にゲームポイントを握られました。
しかしタイミングを外す巧みなショットや厳しいコースをついてポイントを奪い、13対11で取りました。
伊藤選手は第3ゲームも奪い、第4ゲームはデュースにもつれる競り合いとなりましたが、最後は得意のサーブでポイントし、17対15で取りました。第5ゲームも奪った伊藤選手は、平野選手にゲームカウント4対1で勝って、この大会初優勝を果たしました。
男子の決勝は、ともに東京オリンピック、シングルスの代表入りを確実にしている張本選手と丹羽孝希選手の対戦になりました。
張本選手は第1ゲームを奪った後、第2ゲームは3対8とリードされましたが、強化しているフォアハンドを決めるなどして6連続ポイントを奪って逆転し、11対9で取りました。
その後も力強いフォアハンドなどで丹羽選手を圧倒した張本選手はゲームカウント4対0のストレート勝ちで2連覇を果たしました。
女子の決勝は、伊藤選手がシングルスの代表を逃した同じ19歳の平野美宇選手と対戦しました。伊藤選手は第1ゲームを落とし、第2ゲームも先にゲームポイントを握られました。
しかしタイミングを外す巧みなショットや厳しいコースをついてポイントを奪い、13対11で取りました。
伊藤選手は第3ゲームも奪い、第4ゲームはデュースにもつれる競り合いとなりましたが、最後は得意のサーブでポイントし、17対15で取りました。第5ゲームも奪った伊藤選手は、平野選手にゲームカウント4対1で勝って、この大会初優勝を果たしました。
男子の決勝は、ともに東京オリンピック、シングルスの代表入りを確実にしている張本選手と丹羽孝希選手の対戦になりました。
張本選手は第1ゲームを奪った後、第2ゲームは3対8とリードされましたが、強化しているフォアハンドを決めるなどして6連続ポイントを奪って逆転し、11対9で取りました。
その後も力強いフォアハンドなどで丹羽選手を圧倒した張本選手はゲームカウント4対0のストレート勝ちで2連覇を果たしました。
張本「積み重ねが来年に生きてくる」
張本選手は「少し疲れもあったが、今、持っている技術で何とか優勝できた。決勝で対戦した丹羽選手とはことし4回目の対戦で、毎回どうなるのか予想がつかないので、入念に準備したが、第2ゲームで5点差から逆転できたのがいちばんよかった」と試合を振り返りました。
そして、オリンピックの代表争いが続いたことし1年を振り返り、「自分にとっては来年に向けて試される1年だった。前半の夏まではずっと苦しかったが、その後、練習の成果が出て10月以降はいいプレーができている。この調子で東京オリンピックが行われる来年8月まで突き抜けたい」と手応えを話しました。
そのうえで「来年はことしよりもたくさん笑っていられる1年にしたい。東京オリンピックで金メダルを取る確率を上げるためには、目の前の大会の一つ一つの試合に勝って優勝することだと思うし、その積み重ねがオリンピックに生きてくると思う」と来年に向けた抱負を話しました。
そして、オリンピックの代表争いが続いたことし1年を振り返り、「自分にとっては来年に向けて試される1年だった。前半の夏まではずっと苦しかったが、その後、練習の成果が出て10月以降はいいプレーができている。この調子で東京オリンピックが行われる来年8月まで突き抜けたい」と手応えを話しました。
そのうえで「来年はことしよりもたくさん笑っていられる1年にしたい。東京オリンピックで金メダルを取る確率を上げるためには、目の前の大会の一つ一つの試合に勝って優勝することだと思うし、その積み重ねがオリンピックに生きてくると思う」と来年に向けた抱負を話しました。
丹羽「自分が強くなって東京でメダルを」
準優勝だった丹羽孝希選手は「きょうは優勝した張本選手がミスの少ないプレーで強すぎました」と相手をたたえました。
そして代表争いをしたことし1年を振り返って「国際大会に20大会ほど出場した。途中、7大会連続で1回戦で敗れ、つらい時期もあったが、最後にいい成績を残して代表争いを終えることができてよかった」と話しました。
そのうえで東京オリンピックの代表入りを確実にしたことについて「代表入りした実感は最初はなかったが、2、3日後にうれしさが出てきた。目標は団体でのメダル獲得で、自分が強くなれば団体でメダルを取れる可能性は高くなると思っているので頑張りたい」と意気込みを語りました。
そして代表争いをしたことし1年を振り返って「国際大会に20大会ほど出場した。途中、7大会連続で1回戦で敗れ、つらい時期もあったが、最後にいい成績を残して代表争いを終えることができてよかった」と話しました。
そのうえで東京オリンピックの代表入りを確実にしたことについて「代表入りした実感は最初はなかったが、2、3日後にうれしさが出てきた。目標は団体でのメダル獲得で、自分が強くなれば団体でメダルを取れる可能性は高くなると思っているので頑張りたい」と意気込みを語りました。
ソース:NHK ニュース