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豪雨被害からの住宅再建 町が復興の基本方針 宮城 大郷町
2019-12-22 22:02:05

台風19号の豪雨で大きな住宅被害を受けた宮城県大郷町は、復興に向けて地区ごと集団移転する、賛否が分かれた案のかわりに、移転を希望しない住民に対しても住宅の再建を支援することで復興を後押しする基本方針を住民に説明しました。
台風19号の豪雨で川の堤防が決壊し流域の住宅が大きな被害を受けた大郷町は、地域の復興に向けて、かさ上げされた場所へ被災した地区ごと集団移転するという案を示していました。
これには賛否が分かれたため、町は、この案のかわりに、流域からの移転を希望しない住民に対しても住宅の再建を支援することで地域の復興を後押しする基本方針をまとめ、22日夜、住民に説明しました。
具体的には、住宅が半壊以上の被害を受けた住民が、移転せず自宅を新築する場合は町独自で最大150万円、補修する場合は最大50万円を支給するとしています。

これには賛否が分かれたため、町は、この案のかわりに、流域からの移転を希望しない住民に対しても住宅の再建を支援することで地域の復興を後押しする基本方針をまとめ、22日夜、住民に説明しました。
具体的には、住宅が半壊以上の被害を受けた住民が、移転せず自宅を新築する場合は町独自で最大150万円、補修する場合は最大50万円を支給するとしています。

一方、移転を希望する住民にも半壊以上の場合、町内での自宅の新築には町独自で最大150万円を支給するほか、移転先となる宅地の分譲を企業に促すなどとしています。
60代の男性は「補助をもう少しもらえたら助かったという印象です。今後、再建する家の大きさも補助に合わせて考えたいです」と話していました。
町は来月下旬に住民から具体的な要望を聞き取ったうえで、復興への事業計画をまとめることにしています。
60代の男性は「補助をもう少しもらえたら助かったという印象です。今後、再建する家の大きさも補助に合わせて考えたいです」と話していました。
町は来月下旬に住民から具体的な要望を聞き取ったうえで、復興への事業計画をまとめることにしています。
ソース:NHK ニュース