Show Furigana
食品ロス対策 大型ケーキは予約のみ ファミリーマート
2019-12-24 08:42:19

食品ロスを減らすため大型のクリスマスケーキを、店頭に陳列せずに予約のみで販売することを決めた、コンビニ大手のファミリーマートは24日、初めてのクリスマスイブを迎えています。

ファミリーマートは社会問題となっている食品ロスを減らそうと、ことしから大型のクリスマスケーキ23種類について、原則として予約を受けた分だけを販売しています。
東京 池袋の店舗では、ケーキの売れ行きが1年で最も多いクリスマスイブの24日、大型ケーキは店頭に陳列されず、予約を受けた3つだけ店舗の奥にある冷蔵庫に保管されていました。
店によりますと、去年は予約を受けた数より多くのケーキを準備して店頭に並べましたが、売れ残りが発生したため廃棄し、店の損失になったということです。
ケーキを予約し、24日引き取りに来た60代の女性は「コンビニでの食品ロスが多いと聞くので、予約でむだが減るのであればよいと思います」と話していました。
ファミリーマートサンシャイン南店の王盛店長は「大型ケーキは単価も高いので、売れ残りが出ないことで店にとっても負担が減ります」と話していました。
東京 池袋の店舗では、ケーキの売れ行きが1年で最も多いクリスマスイブの24日、大型ケーキは店頭に陳列されず、予約を受けた3つだけ店舗の奥にある冷蔵庫に保管されていました。
店によりますと、去年は予約を受けた数より多くのケーキを準備して店頭に並べましたが、売れ残りが発生したため廃棄し、店の損失になったということです。
ケーキを予約し、24日引き取りに来た60代の女性は「コンビニでの食品ロスが多いと聞くので、予約でむだが減るのであればよいと思います」と話していました。
ファミリーマートサンシャイン南店の王盛店長は「大型ケーキは単価も高いので、売れ残りが出ないことで店にとっても負担が減ります」と話していました。
食品ロス減らす取り組みコンビニなどで広がる
農林水産省によりますと、食品ロスの量は平成28年度の推計で643万トンに上ります。
これは国民1人当たり1日に茶わん1杯分のごはんを捨てている計算だということです。
食品ロスのうち、コンビニやスーパーなどの食品小売業から出ているのは66万トンで全体の1割余りを占めていて、コンビニ各社は食品ロスを削減するための取り組みを進めています。
このうちファミリーマートは、ことしの夏、土用のうし向けのうな重などを予約販売に切り替えました。
対象商品の売り上げは、およそ2割減った一方で、廃棄する量も大幅に減ったということです。
今回のクリスマスケーキに続き、来年の節分の日に向けた恵方巻の販売についても、原則として予約のみとする方針です。
また、セブン‐イレブンは消費期限が近づいた食品を買った利用客に5%分のポイントを還元して、実質的に割り引く実証実験を一部の地域で行っています。
ローソンは、おにぎりや弁当などについて製造過程での品質管理などを見直し、商品が販売できる時間を2時間延ばすことで、廃棄する分を減らそうとしています。
これは国民1人当たり1日に茶わん1杯分のごはんを捨てている計算だということです。
食品ロスのうち、コンビニやスーパーなどの食品小売業から出ているのは66万トンで全体の1割余りを占めていて、コンビニ各社は食品ロスを削減するための取り組みを進めています。
このうちファミリーマートは、ことしの夏、土用のうし向けのうな重などを予約販売に切り替えました。
対象商品の売り上げは、およそ2割減った一方で、廃棄する量も大幅に減ったということです。
今回のクリスマスケーキに続き、来年の節分の日に向けた恵方巻の販売についても、原則として予約のみとする方針です。
また、セブン‐イレブンは消費期限が近づいた食品を買った利用客に5%分のポイントを還元して、実質的に割り引く実証実験を一部の地域で行っています。
ローソンは、おにぎりや弁当などについて製造過程での品質管理などを見直し、商品が販売できる時間を2時間延ばすことで、廃棄する分を減らそうとしています。
ソース:NHK ニュース