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皮膚ひふから微量びりょうガス映し出うつしだ装置そうち開発かいはつ 東京とうきょう医科いか歯科しかだい

2019-12-25 05:02:56

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皮膚ひふからきわめて微量びりょうガス検知けんちして、画面がめん映し出うつしだ特殊とくしゅ装置そうち東京とうきょう医科いか歯科しか大学だいがく研究けんきゅうグループ開発かいはつしました。血液けつえきちゅう成分せいぶん一部いちぶガスとして放出ほうしゅつされるのをリアルタイムでることができ、アルコールの検知けんちのほか、糖尿とうにょうびょうやがんなどの早期そうき発見はっけん活用かつようできる可能かのうせいがあるとしています。

装置そうちは、東京とうきょう医科いか歯科しか大学だいがくさんはやし浩二こうじ教授きょうじゅ研究けんきゅうグループ開発かいはつしました。

グループでは、血液けつえきちゅう一部いちぶ成分せいぶん揮発きはつし、きわめて微量びりょうガスとなって皮膚ひふから放出ほうしゅつされることに着目ちゃくもくし、微量びりょうなガスと結び付むすびつ特殊とくしゅ酵素こうそなど使つかったセンサーを開発かいはつしました。

センサーはガス検出けんしゅつすると、LEDからされる紫外線しがいせん反応はんのうして青色あおいろなどひかようになっていて実際じっさいアルコールんだひとのひらからている微量びりょうなガスを検知けんちし、リアルタイムで画面がめん表示ひょうじできたということです。

グループでは、この装置そうち使つかえば、糖尿とうにょうびょう一部いちぶのがんの患者かんじゃ皮膚ひふから放出ほうしゅつされている微量びりょう物質ぶっしつ検知けんちできるとして、病気びょうき早期そうき発見はっけん活用かつようできる可能かのうせいがあるとしています。

三林みばやし教授きょうじゅは、「をかざすなどといった簡単かんたん検査けんさで、病気びょうき早期そうき発見はっけんできる可能かのうせいがある。今後こんご、さらにごくわずかなガスでも正確せいかく検知けんちできるよう感度かんどたかめていきたい」とはなしています。
ソース:NHK ニュース