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日当払い参加者集める 温暖化対策ボランティア養成セミナーで
2019-12-25 21:21:55

環境省による地球温暖化対策のボランティアを養成する事業で、これを下請けした業者が日当を払って参加者を集めていたことが分かり、環境省は行政処分を検討することにしています。
この事業は、地球温暖化の影響などを学び、語り手となるボランティアを養成しようと、環境省が平成28年度から外部に業務委託してウェブテストや養成セミナーを開催しています。
環境省によりますと、「セミナーを受講すると日当が出るという求人があった」という情報が寄せられ調べたところ、これを下請けした都内の業者が日当を払って参加者を集めていたことがわかりました。
日当は、少なくとも83人に対して、1人当たり8000円から1万500円が支払われていて、セミナーに参加するためのウェブテストの正解も事前に教えていたということです。
この事業の委託費は年間およそ1億円ですが、日当は下請け業者が別途負担していたとみられるということです。
環境省は「2020年度末には4000人のボランティア登録を目指していたが、業者側がこの目標に追われてやってしまったとみられる」としていて、この下請け業者に対して行政処分を検討することにしています。
環境省によりますと、「セミナーを受講すると日当が出るという求人があった」という情報が寄せられ調べたところ、これを下請けした都内の業者が日当を払って参加者を集めていたことがわかりました。
日当は、少なくとも83人に対して、1人当たり8000円から1万500円が支払われていて、セミナーに参加するためのウェブテストの正解も事前に教えていたということです。
この事業の委託費は年間およそ1億円ですが、日当は下請け業者が別途負担していたとみられるということです。
環境省は「2020年度末には4000人のボランティア登録を目指していたが、業者側がこの目標に追われてやってしまったとみられる」としていて、この下請け業者に対して行政処分を検討することにしています。
ソース:NHK ニュース