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蔡総統「台湾を次の香港にしない」 台湾総統選でテレビ討論会
2019-12-29 14:39:41

来月行われる台湾総統選挙の候補者によるテレビ討論会が行われ、再選を目指す蔡英文総統は「台湾の主権を守ることが最優先で、台湾を次の香港にしない」と述べて支持を訴えました。中国への警戒感を追い風に蔡総統がリードする情勢が続いています。
来月11日に行われる台湾総統選挙に立候補している候補者によるテレビ討論会が29日に行われました。
選挙は、再選を目指す与党・民進党の蔡英文総統と、南部の都市、高雄の市長で最大野党・国民党の韓国瑜氏の事実上2人の争いです。
討論会で蔡総統は圧力を強める中国について触れ「台湾の主権はすでに重大な挑戦に直面している。主権を守り、飲み込まれるのを防ぐのが最優先だ。台湾を次の香港にしない」と述べて支持を訴えました。
これに対し国民党の韓氏は、民進党が独立志向の強い立場をとっていると批判し「民進党が台湾をより孤立させている」と述べて政権交代が必要だと訴えました。
最新の世論調査によりますと、中国への警戒感を追い風に蔡総統がリードしていて、民進党は31日にも中国を念頭に海外勢力の政治介入を防ぐ法案を議会で可決させ、さらに支持を固める方針です。
一方の国民党は暮らしへの住民の不満などを挙げて、蔡政権の政策は不十分だと訴えて巻き返しを図っています。
台湾総統選挙は来月11日に投票が行われ、即日開票されます。
選挙は、再選を目指す与党・民進党の蔡英文総統と、南部の都市、高雄の市長で最大野党・国民党の韓国瑜氏の事実上2人の争いです。
討論会で蔡総統は圧力を強める中国について触れ「台湾の主権はすでに重大な挑戦に直面している。主権を守り、飲み込まれるのを防ぐのが最優先だ。台湾を次の香港にしない」と述べて支持を訴えました。
これに対し国民党の韓氏は、民進党が独立志向の強い立場をとっていると批判し「民進党が台湾をより孤立させている」と述べて政権交代が必要だと訴えました。
最新の世論調査によりますと、中国への警戒感を追い風に蔡総統がリードしていて、民進党は31日にも中国を念頭に海外勢力の政治介入を防ぐ法案を議会で可決させ、さらに支持を固める方針です。
一方の国民党は暮らしへの住民の不満などを挙げて、蔡政権の政策は不十分だと訴えて巻き返しを図っています。
台湾総統選挙は来月11日に投票が行われ、即日開票されます。
ソース:NHK ニュース