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北朝鮮 党中央委員会総会は異例の3日目に
2019-12-30 02:33:51

北朝鮮で重要政策を決定する党の中央委員会総会は、29日、2日目が開かれ、国営メディアは、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が、「国の自主権と安全を保障するための措置に言及した」と伝えました。総会は、異例の3日目に入っていて、アメリカとの非核化交渉やミサイル開発について、新たな方針を示すのかが焦点です。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、30日午前9時すぎからの放送でキム・ジョンウン委員長が出席して、重要政策を決定する党の中央委員会総会が28日続いて29日も開催されたと伝えました。
この中でキム委員長は、「国の自主権と安全を保障するための、積極的で攻撃的な措置をとることについて言及し、対外事業や軍需工業の部門、それに、われわれの武装力に関する任務について明らかにした」としています。
国営メディアは、「総会は引き続き開かれる」と伝えていて、3日目の総会は、30日開催される見通しです。党中央委員会総会が3日目に入るのは、1990年以来で異例です。
去年4月に開かれた総会では、核実験やICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を中止する方針を示しています。
北朝鮮が、アメリカとの非核化交渉の期限を一方的に年末と定めるなか、今回の総会で、米朝交渉やミサイル開発について、新たな方針を示すのかどうかが焦点です。
この中でキム委員長は、「国の自主権と安全を保障するための、積極的で攻撃的な措置をとることについて言及し、対外事業や軍需工業の部門、それに、われわれの武装力に関する任務について明らかにした」としています。
国営メディアは、「総会は引き続き開かれる」と伝えていて、3日目の総会は、30日開催される見通しです。党中央委員会総会が3日目に入るのは、1990年以来で異例です。
去年4月に開かれた総会では、核実験やICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を中止する方針を示しています。
北朝鮮が、アメリカとの非核化交渉の期限を一方的に年末と定めるなか、今回の総会で、米朝交渉やミサイル開発について、新たな方針を示すのかどうかが焦点です。
ソース:NHK ニュース