令りょう和わ最初さいしょの日本にっぽん刀がたな打うち初はじめ式しき 岐阜ぎふ 関せき

刃物はものの産地さんちとして知しられる岐阜ぎふ県けん関せき市しで、令りょう和わ最初さいしょの日本にっぽん刀がたなの打うち初はじめ式しきが行おこなわれ、刀匠とうしょうたちがことし１いち年ねんの作業さぎょうの安全あんぜんを祈願きがんしました。

岐阜ぎふ県けん関せき市しでは毎年まいとし１月いちがつ２に日にちに日本にっぽん刀がたなの鍛錬たんれんを奉納ほうのうする打うち初はじめ式しきを行おこなっていて、ことしは白装束しろしょうぞくにえぼし姿すがたの９きゅう人にんの刀匠とうしょうが参加さんかしました。

「関せき鍛冶たんや伝承でんしょう館かん」の鍛錬たんれん場じょうでは、刀匠とうしょうたちが火ひを入いれた釜かまで鋼はがねを1300度どほどに熱ねっしたあと、大おおきな「つち」で力強ちからづよくたたく「折り返おりかえし鍛錬たんれん」という工程こうていを披露ひろうしました。

会場かいじょうには、およそ300人にんの日本にっぽん刀がたなの愛好あいこう者しゃなどが詰つめかけ、刀匠とうしょうたちの姿すがたをスマートフォンやカメラで撮影さつえいしながら700年ねん以上いじょう続つづく伝統でんとうの技わざに見入みいっていました。

令りょう和わ最初さいしょの打うち初はじめ式しきを見みるため訪おとずれたという関せき市しの50代だいの男性だんせいは「迫力はくりょくがありますね」と話はなし、高山たかやま市しの70代だいの女性じょせいは「伝統でんとう的てきな儀式ぎしきを見みるのは初はじめてでしたが熱気ねっきがすごかった」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース