Show Furigana
荷物に大型ケースも… 関空飛び立ったプライベートジェット
2020-01-03 07:16:39

カルロス・ゴーン被告が乗っていた可能性が指摘されているプライベートジェットは、先月29日深夜に関西空港を離陸してトルコのイスタンブールに向かい、12時間後の現地時間30日早朝に着陸したとみられます。プライベートジェットの出国の様子が、関係者などへの取材で明らかになりました。
荷物の中に高さ1m超の大型のケースも
航空関係者によりますと、このジェット機は、中東のドバイから、29日の午前中、関西空港に到着したということです。
そして夜の出国の際には入管や税関の職員が立ち会い、プライベートジェットの専用ターミナルで出国審査や荷物のチェックが行われたということです。
荷物は、スーツケースと高さ1メートルを超える大型のケースがそれぞれ数点で、不自然な点はなかったということです。
また、ゴーン元会長とみられる人物もいなかったということです。
そして夜の出国の際には入管や税関の職員が立ち会い、プライベートジェットの専用ターミナルで出国審査や荷物のチェックが行われたということです。
荷物は、スーツケースと高さ1メートルを超える大型のケースがそれぞれ数点で、不自然な点はなかったということです。
また、ゴーン元会長とみられる人物もいなかったということです。
関空から12時間飛行 直接イスタンブールに
旅客機が発信する位置や高度の情報をもとに飛行コースを公開している民間のホームページ「フライトレーダー24」によりますと、このジェット機は、先月29日午後11時すぎ、関西空港を飛び立っています。
NHKが関西空港に設置したカメラの映像には、同じころ、1機のプライベートジェットが駐機場を出発して滑走路に向かう様子が映っています。
そしてほどなくして、深夜の関西空港を飛び立ちました。
このジェット機は、その後、ユーラシア大陸を横断する形で、途中、ほかの空港に立ち寄ることなく12時間にわたって飛行を続け、トルコのイスタンブールには現地時間の午前5時すぎに着陸しています。
NHKが関西空港に設置したカメラの映像には、同じころ、1機のプライベートジェットが駐機場を出発して滑走路に向かう様子が映っています。
そしてほどなくして、深夜の関西空港を飛び立ちました。
このジェット機は、その後、ユーラシア大陸を横断する形で、途中、ほかの空港に立ち寄ることなく12時間にわたって飛行を続け、トルコのイスタンブールには現地時間の午前5時すぎに着陸しています。
ビジネスジェット 政府 手続き簡素化で発着増加
企業のトップなどが使うビジネスジェットについて、政府は10年ほど前から手続きの簡素化など利便性の向上に乗り出し、国内の空港の発着回数はおよそ1.5倍に増加しています。
企業のトップや政府要人などが使うビジネスジェットについて、国土交通省は日本の競争力強化や経済成長につながるとして、2010年、検討会を立ち上げるなど、受け入れ態勢の整備に乗り出しました。
そして、発着制限の緩和や専用施設の整備、出入国などの手続きの簡素化や時間短縮などの優遇策を次々と打ち出し、国内の空港の発着回数は、2010年の1万1000回から2018年は1万6000回へとおよそ1.5倍に増加しています。
こうした中、カルロス・ゴーン被告が今回、プライベートジェットを使って出国した可能性があると指摘されていることから、関係機関が調査を進めるものとみられます。
企業のトップや政府要人などが使うビジネスジェットについて、国土交通省は日本の競争力強化や経済成長につながるとして、2010年、検討会を立ち上げるなど、受け入れ態勢の整備に乗り出しました。
そして、発着制限の緩和や専用施設の整備、出入国などの手続きの簡素化や時間短縮などの優遇策を次々と打ち出し、国内の空港の発着回数は、2010年の1万1000回から2018年は1万6000回へとおよそ1.5倍に増加しています。
こうした中、カルロス・ゴーン被告が今回、プライベートジェットを使って出国した可能性があると指摘されていることから、関係機関が調査を進めるものとみられます。
ソース:NHK ニュース