トランプ大統領だいとうりょう「報復ほうふくすれば大だい規模きぼな報復ほうふく」イランを強つよくけん制けんせい

アメリカのトランプ大統領だいとうりょうはイランの精鋭せいえい部隊ぶたいの司令しれい官かんを殺害さつがいしたことを受うけてイランとの間まで緊張きんちょうが高たかまる中なか、「イランが報復ほうふくに出でたら大だい規模きぼな報復ほうふくを行おこなう」と述のべ、改あらためてイランを強つよくけん制けんせいしました。

アメリカは先週せんしゅう、イランの精鋭せいえい部隊ぶたい、革命かくめい防衛ぼうえい隊たいのソレイマニ司令しれい官かんを殺害さつがいし、これに対にたいしイランは報復ほうふくに踏み切ふみきる構かまえを見みせています。

こうした中なか、トランプ大統領だいとうりょうは５ご日にち、滞在たいざいしていた南部なんぶフロリダ州しゅうからワシントンに向むかう大統領だいとうりょう専用せんよう機きの機内きないで同行どうこう記者きしゃ団だんに対にたいし、「イランが報復ほうふくに出でたら、大だい規模きぼな報復ほうふくを行おこなう」と述のべ、改あらためてイランを強つよくけん制けんせいしました。

一方いっぽう、イラクでイランの司令しれい官かんが殺害さつがいされたことを受うけて、イラクの議会ぎかいがアメリカ軍ぐんなど外国がいこく部隊ぶたいの駐留ちゅうりゅうを終おわらせるよう求もとめる決議けつぎ案あんを可決かけつするなど、アメリカへの反発はんぱつが広ひろがっていることについて「もし、われわれに出でて行いけと言いうなら、これまで見みたことのないような制裁せいさいを科かすだろう」と述のべ、イラクに対にたいし、制裁せいさいを科かす可能かのう性せいに言及げんきゅうし、不快ふかい感かんをあらわにしました。

またホワイトハウスによりますと、トランプ大統領だいとうりょうは５ご日にち、イギリスのジョンソン首相しゅしょうと電話でんわ会談かいだんを行おこない、イラン情勢じょうせいについて協議きょうぎしたということで、司令しれい官かんの殺害さつがいについて理解りかいを求もとめたとみられます。

ソース：NHK ニュース