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東京五輪 卓球日本代表が内定
2020-01-06 07:45:57

卓球の東京オリンピック、日本代表に内定した選手が発表され、すでに代表入りを確実にしていた張本智和選手や伊藤美誠選手などのほか、男子では水谷隼選手、女子では平野美宇選手が選ばれました。
日本卓球協会は6日、東京 北区で記者会見を開いて、東京オリンピックに出場する男女それぞれ3人の選手を発表しました。
シングルスは今月の世界ランキングの上位2人が選ばれることになっていて、男子は世界5位の張本選手と世界15位の丹羽孝希選手、女子は世界3位の伊藤選手と世界9位の石川佳純選手といずれも先月までに代表入りを確実にしていた選手たちが内定しました。
またシングルスに出場する選手とともに団体を戦う男女1人ずつの選手は、世界ランキングやダブルスの相性などを総合的に判断して日本卓球協会が決めることになっていて、男子は世界16位の水谷選手、女子は世界11位の平野選手と、ともに世界ランキングが日本勢3番手の2人が団体の代表に内定しました。





シングルスは今月の世界ランキングの上位2人が選ばれることになっていて、男子は世界5位の張本選手と世界15位の丹羽孝希選手、女子は世界3位の伊藤選手と世界9位の石川佳純選手といずれも先月までに代表入りを確実にしていた選手たちが内定しました。
またシングルスに出場する選手とともに団体を戦う男女1人ずつの選手は、世界ランキングやダブルスの相性などを総合的に判断して日本卓球協会が決めることになっていて、男子は世界16位の水谷選手、女子は世界11位の平野選手と、ともに世界ランキングが日本勢3番手の2人が団体の代表に内定しました。
水谷 4大会連続出場 団体の代表に内定

水谷隼選手は静岡県出身の30歳。4大会連続のオリンピック出場です。左利きで力強いフォアハンドや多彩なサーブを得意としています。
前回のリオデジャネイロオリンピックでは男子団体で銀メダル、さらに男子シングルスでは日本卓球界の個人種目で初となる銅メダルを獲得しました。
去年1月に行われた全日本選手権の男子シングルスではみずからが持つ最多優勝回数を更新する10回目の優勝を果たしました。
東京オリンピック、男子シングルスの代表争いでは張本智和選手がいち早く代表入りを確実とする中、最後まで丹羽孝希選手と競いましたが、シングルスの代表は逃しました。
それでも今月の世界ランキングは16位と張本選手と丹羽選手に次ぐ日本男子3番手に入るなど、団体での活躍が期待できるとして団体の代表に内定しました。競技人生の集大成として4回目のオリンピックに臨みます。
前回のリオデジャネイロオリンピックでは男子団体で銀メダル、さらに男子シングルスでは日本卓球界の個人種目で初となる銅メダルを獲得しました。
去年1月に行われた全日本選手権の男子シングルスではみずからが持つ最多優勝回数を更新する10回目の優勝を果たしました。
東京オリンピック、男子シングルスの代表争いでは張本智和選手がいち早く代表入りを確実とする中、最後まで丹羽孝希選手と競いましたが、シングルスの代表は逃しました。
それでも今月の世界ランキングは16位と張本選手と丹羽選手に次ぐ日本男子3番手に入るなど、団体での活躍が期待できるとして団体の代表に内定しました。競技人生の集大成として4回目のオリンピックに臨みます。
男子日本代表監督「団体戦で強さ チームの精神的支柱」
水谷隼選手について、男子日本代表の倉嶋洋介監督は「全日本選手権のダブルスで7回優勝し、世界選手権でも2回メダルを獲得するなどダブルスの名手だ。シングルスにおいても前回のリオデジャネイロオリンピック銅メダリストという実績を持ち、近年の団体戦の世界選手権でも日本のエースとして幾度となく、メダル獲得に貢献していて、団体戦で強さを発揮できる」と選考理由を説明しました。
そのうえで「長年、世界と戦ってきた選手で、数多くの厳しい戦いを乗り越えてきた。チームの精神的支柱としてこれまでの経験を最大限に生かし、貢献してほしい」と期待を寄せていました。
そのうえで「長年、世界と戦ってきた選手で、数多くの厳しい戦いを乗り越えてきた。チームの精神的支柱としてこれまでの経験を最大限に生かし、貢献してほしい」と期待を寄せていました。
平野「金メダル目指し精いっぱい頑張る」

卓球の東京オリンピック、女子団体の代表に内定した平野美宇選手は「代表候補に選んでもらい大変うれしく思う。金メダルを目指し、石川佳純選手、伊藤美誠選手とともに力を合わせて、チームに貢献できるように精いっぱい頑張ります」とコメントしています。
平野 団体の代表に内定
平野美宇選手は山梨県出身の19歳。初めてのオリンピック出場です。
3歳の頃から母親が指導する教室で卓球を始め、「超高速」と呼ばれる速いテンポの攻撃が持ち味です。
幼いころから注目を集め、13歳の時に同い年の伊藤美誠選手と組んだドイツオープンの女子ダブルスでは、ワールドツアー史上最年少で優勝しました。
前回のリオデジャネイロオリンピックで日本代表に入ることができなかった悔しさをバネに攻撃力に磨きをかけ、2017年のアジア選手権では中国のトップ選手を次々と破って優勝し、国際卓球連盟が平野選手の活躍を「ハリケーン・ヒラノ」とホームページ上で紹介するなど、卓球界に大きな衝撃を与えました。
その後は中国選手などから徹底的に研究されて思うような結果を残せない時期が続きましたが、持ち味の速さだけでなく、緩いボールも混ぜる緩急をつけた攻撃にも取り組みました。
先月カナダで行われた国際大会の決勝で代表を争う石川佳純選手に敗れて選考ポイントで3位に後退し、シングルスの代表は逃しました。
それでも今月の世界ランキングは11位と伊藤選手と石川選手に次ぐ日本女子3番手に入るなど、団体での活躍が期待できるとして団体の代表に内定しました。
3歳の頃から母親が指導する教室で卓球を始め、「超高速」と呼ばれる速いテンポの攻撃が持ち味です。
幼いころから注目を集め、13歳の時に同い年の伊藤美誠選手と組んだドイツオープンの女子ダブルスでは、ワールドツアー史上最年少で優勝しました。
前回のリオデジャネイロオリンピックで日本代表に入ることができなかった悔しさをバネに攻撃力に磨きをかけ、2017年のアジア選手権では中国のトップ選手を次々と破って優勝し、国際卓球連盟が平野選手の活躍を「ハリケーン・ヒラノ」とホームページ上で紹介するなど、卓球界に大きな衝撃を与えました。
その後は中国選手などから徹底的に研究されて思うような結果を残せない時期が続きましたが、持ち味の速さだけでなく、緩いボールも混ぜる緩急をつけた攻撃にも取り組みました。
先月カナダで行われた国際大会の決勝で代表を争う石川佳純選手に敗れて選考ポイントで3位に後退し、シングルスの代表は逃しました。
それでも今月の世界ランキングは11位と伊藤選手と石川選手に次ぐ日本女子3番手に入るなど、団体での活躍が期待できるとして団体の代表に内定しました。
女子日本代表監督「ダブルスとシングルス 両方活躍できる」
平野美宇選手について女子日本代表の馬場美香監督は「石川佳純選手とペアを組んだ女子ダブルスで去年、アジア選手権銅メダル、ワールドツアーでも準優勝や3位など好成績を残している。さらにシングルスでも2017年のアジア選手権で中国選手を破って優勝、去年の世界選手権でもベスト8に入っている。目標とする『打倒・中国』に向けて、ダブルスとシングルスの両方で活躍できるという点から平野選手がいちばん最適だと考えた」と選考理由を話しました。
ミックスダブルスは水谷・伊藤ペア
このほか東京オリンピックからの新種目、ミックスダブルスの日本代表には水谷選手と伊藤選手のペアが内定しました。水谷選手と伊藤選手のペアは去年12月のワールドツアー、グランドファイナルで準優勝を果たすなど安定した成績を残しています。
男子日本代表監督「伊藤の変幻自在 水谷の安定性がマッチ」
水谷隼選手と伊藤美誠選手のペアについて、男子日本代表の倉嶋洋介監督は「伊藤選手の変幻自在のプレーと水谷選手の安定性がペアとしてマッチし、高い安定感と爆発力を生み出している。実力と実績などからも日本ペアでもっともメダルに近い」と選考理由を説明しました。
当初はエントリー直前のことし5月ごろに選ぶことにしていましたが、倉嶋監督は「東京オリンピックに向けて、コンビネーションや戦術面などをできるだけ時間をかけて磨き上げていく必要がある。男女3人ずつの内定選手の中からペアを決めるにあたり、実力や実績などを考えても、このペアで今後も考えは変わらないと判断した」とこのタイミングで決定した理由を話しました。
当初はエントリー直前のことし5月ごろに選ぶことにしていましたが、倉嶋監督は「東京オリンピックに向けて、コンビネーションや戦術面などをできるだけ時間をかけて磨き上げていく必要がある。男女3人ずつの内定選手の中からペアを決めるにあたり、実力や実績などを考えても、このペアで今後も考えは変わらないと判断した」とこのタイミングで決定した理由を話しました。
張本「金メダルだけを目指して頑張る」

東京オリンピック、男子シングルスと男子団体の代表に内定した張本智和選手は「正式に発表されてまずは一安心した。いよいよ2020年がやってきたので、あとは自分がこれまでやってきたことを信じて、やるだけだ」と改めて決意を示しました。
そして、開幕まで200日となった東京オリンピックに向けて「心をもっと強くして何があっても恐れないような気持ちを持って臨みたい。金メダルは自分が卓球を始めた頃からの夢なので金メダルだけを目指して頑張りたい。そのためには中国選手に勝つことが大事なので、誰よりも1日1日を大切にしたい」と話していました。
そして、開幕まで200日となった東京オリンピックに向けて「心をもっと強くして何があっても恐れないような気持ちを持って臨みたい。金メダルは自分が卓球を始めた頃からの夢なので金メダルだけを目指して頑張りたい。そのためには中国選手に勝つことが大事なので、誰よりも1日1日を大切にしたい」と話していました。
張本 世界ランキング5位の16歳 初出場
張本智和選手は仙台市出身の16歳。初めてのオリンピック出場です。
得意のバックハンドを中心に、ボールが上がりきる前に瞬時に打ち返すスピードのある攻撃が持ち味です。
中国出身で卓球選手だった両親のもと2歳から競技を始め、小学生以下の全日本選手権では男子で史上初となる1年生から6年生まで6連覇を達成して注目を集めました。
2017年からシニアの大会に本格的に参戦し、世界選手権で史上最年少となる13歳でベスト8に進出したほか、ワールドツアーの男子シングルス、史上最年少優勝を果たすなど一気に頭角を現しました。
2018年にはリオデジャネイロオリンピックの金メダリスト、馬龍選手など中国のトップ選手を続けて破り、ワールドツアー、グランドファイナルではシングルスで史上最年少優勝を果たすなど快進撃を見せました。
去年はランキングが下の相手に受け身になって取りこぼすなど思うような結果を残せない時期がありましたが、11月の国際大会で中国の強豪選手に競り勝って3位に入ったり、先月の男子のワールドカップでは再び、金メダリストの馬選手を破って準優勝したりするなど調子を上げてきました。
今月の世界ランキングは日本男子トップの5位となり、シングルスと団体の代表に内定しました。
得意のバックハンドを中心に、ボールが上がりきる前に瞬時に打ち返すスピードのある攻撃が持ち味です。
中国出身で卓球選手だった両親のもと2歳から競技を始め、小学生以下の全日本選手権では男子で史上初となる1年生から6年生まで6連覇を達成して注目を集めました。
2017年からシニアの大会に本格的に参戦し、世界選手権で史上最年少となる13歳でベスト8に進出したほか、ワールドツアーの男子シングルス、史上最年少優勝を果たすなど一気に頭角を現しました。
2018年にはリオデジャネイロオリンピックの金メダリスト、馬龍選手など中国のトップ選手を続けて破り、ワールドツアー、グランドファイナルではシングルスで史上最年少優勝を果たすなど快進撃を見せました。
去年はランキングが下の相手に受け身になって取りこぼすなど思うような結果を残せない時期がありましたが、11月の国際大会で中国の強豪選手に競り勝って3位に入ったり、先月の男子のワールドカップでは再び、金メダリストの馬選手を破って準優勝したりするなど調子を上げてきました。
今月の世界ランキングは日本男子トップの5位となり、シングルスと団体の代表に内定しました。
丹羽「2大会連続メダル目指す」

東京オリンピック、男子シングルスと男子団体の代表に内定した丹羽孝希選手は「東京オリンピック代表を目指しプレーを続けてきた。うれしく思うのと同時に2大会連続メダル獲得を目指し、より一層努力し、よい結果が残せるよう頑張りたい」とコメントしています。
丹羽 3大会連続の出場
丹羽孝希選手は北海道出身の25歳。3大会連続のオリンピック出場です。
身長1メートル62センチと小柄ですが、卓球台の近くに立って速いタイミングで打ち返すスピードを生かした攻撃と相手の意表を突く独創的なプレーが持ち味です。
17歳の時にジュニアの世界選手権で優勝するなど早くから国際舞台で活躍し、前回のリオデジャネイロオリンピックでは、男子団体で銀メダルを獲得しました。
東京オリンピック、男子シングルスの代表争いでは去年4月のアジアカップで3位、続く世界選手権でベスト8に入るなど順調な滑り出しを見せましたが、それ以降の国際大会では7大会連続で1回戦敗退と苦しい時期が続きました。
それでも終盤は調子を戻し、11月のワールドツアー、オーストリアオープンでベスト8に入り、男子ワールドカップでも準々決勝に進んで選考ポイントで水谷隼選手を逆転しました。
そして今月の世界ランキングは15位と張本智和選手に続く日本男子2番手に入り、シングルスと団体の代表に内定しました。
身長1メートル62センチと小柄ですが、卓球台の近くに立って速いタイミングで打ち返すスピードを生かした攻撃と相手の意表を突く独創的なプレーが持ち味です。
17歳の時にジュニアの世界選手権で優勝するなど早くから国際舞台で活躍し、前回のリオデジャネイロオリンピックでは、男子団体で銀メダルを獲得しました。
東京オリンピック、男子シングルスの代表争いでは去年4月のアジアカップで3位、続く世界選手権でベスト8に入るなど順調な滑り出しを見せましたが、それ以降の国際大会では7大会連続で1回戦敗退と苦しい時期が続きました。
それでも終盤は調子を戻し、11月のワールドツアー、オーストリアオープンでベスト8に入り、男子ワールドカップでも準々決勝に進んで選考ポイントで水谷隼選手を逆転しました。
そして今月の世界ランキングは15位と張本智和選手に続く日本男子2番手に入り、シングルスと団体の代表に内定しました。
伊藤「3種目とも金メダル目指す」
東京オリンピック、女子シングルスと女子団体、そしてミックスダブルスの3種目で代表に内定した伊藤美誠選手は「ますます気が引き締まったし、もっと実力を上げたいと思うようになった。団体の経験はあるが、シングルスとミックスダブルスは初めてなので、どんな大会になるのかすごく楽しみだ」と話しました。
また、ともに静岡県磐田市出身で同じ卓球クラブの出身でもある水谷隼選手とペアを組むミックスダブルスについて「小さい頃から性格などお互いに知っているので、年齢は離れているが、私も水谷選手に意見が言える。まだ何日間も一緒に練習ができていないので、ワールドツアーにたくさん出場しながら練習をしたい」と話しました。
そして『打倒・中国』を掲げる東京オリンピックに向けて、「中国選手にライバルとして見てもらえるようにはなってきたが、もっともっと怖がってもらえる選手になりたい。目の前の試合に集中するのが自分らしいと思うので、1戦1戦を戦い抜いてオリンピックにつなげていきたい。出るからにはしっかり3種目とも金メダルを目指して頑張りたい」と力強く意気込みを話しました。
また、ともに静岡県磐田市出身で同じ卓球クラブの出身でもある水谷隼選手とペアを組むミックスダブルスについて「小さい頃から性格などお互いに知っているので、年齢は離れているが、私も水谷選手に意見が言える。まだ何日間も一緒に練習ができていないので、ワールドツアーにたくさん出場しながら練習をしたい」と話しました。
そして『打倒・中国』を掲げる東京オリンピックに向けて、「中国選手にライバルとして見てもらえるようにはなってきたが、もっともっと怖がってもらえる選手になりたい。目の前の試合に集中するのが自分らしいと思うので、1戦1戦を戦い抜いてオリンピックにつなげていきたい。出るからにはしっかり3種目とも金メダルを目指して頑張りたい」と力強く意気込みを話しました。
伊藤 石川や平野大きく引き離しシングルスで初内定
伊藤美誠選手は静岡県出身の19歳。オリンピックは2大会連続の出場ですが、シングルスでは初めての代表内定です。
スマッシュを軸とした速攻が持ち味で、通常は高く浮いたチャンスボールに使うスマッシュをラリーの中の低いボールでも果敢に打ち込みます。
さらにラケットを自在に操る独創的な技も得意としています。
2歳で卓球を始め、10歳のときに出場した全日本選手権の女子シングルスで史上最年少勝利を挙げるなど幼い頃から注目されてきました。
国際大会でも早くから活躍し、ワールドツアーでは2014年に同い年の平野美宇選手と組んだドイツオープンの女子ダブルスで、翌年の2015年にはドイツオープンの女子シングルスで、それぞれ史上最年少優勝を果たすなど次々と最年少記録を塗り替えてきました。
15歳で出場したリオデジャネイロオリンピックでは女子団体の銅メダル獲得に貢献し、オリンピックの卓球で最年少のメダリストとなりました。
東京オリンピック、女子シングルスの代表争いでは去年10月以降に出場した国際大会で中国のトップ選手を破るなど続けて好成績を残し、選考ポイントで石川佳純選手や平野選手を大きく引き離して独走しました。
今月の世界ランキングは日本女子トップで自己最高となる3位となり、シングルスと団体の代表に内定しました。
スマッシュを軸とした速攻が持ち味で、通常は高く浮いたチャンスボールに使うスマッシュをラリーの中の低いボールでも果敢に打ち込みます。
さらにラケットを自在に操る独創的な技も得意としています。
2歳で卓球を始め、10歳のときに出場した全日本選手権の女子シングルスで史上最年少勝利を挙げるなど幼い頃から注目されてきました。
国際大会でも早くから活躍し、ワールドツアーでは2014年に同い年の平野美宇選手と組んだドイツオープンの女子ダブルスで、翌年の2015年にはドイツオープンの女子シングルスで、それぞれ史上最年少優勝を果たすなど次々と最年少記録を塗り替えてきました。
15歳で出場したリオデジャネイロオリンピックでは女子団体の銅メダル獲得に貢献し、オリンピックの卓球で最年少のメダリストとなりました。
東京オリンピック、女子シングルスの代表争いでは去年10月以降に出場した国際大会で中国のトップ選手を破るなど続けて好成績を残し、選考ポイントで石川佳純選手や平野選手を大きく引き離して独走しました。
今月の世界ランキングは日本女子トップで自己最高となる3位となり、シングルスと団体の代表に内定しました。
石川「いちばん強い自分で戦えるようにしたい」

東京オリンピック、女子シングルスと女子団体の代表に内定した石川佳純選手は「女子チーム最年長で出場するオリンピックは今回が初めてなので、今までとは違う緊張感があると思うが、それをパワーに変えて、レベルアップして本番を迎えたい。強いチームにするためにはチームワークもすごく大事になるので、最年長としていいチームワークで本場のコートに立てるようにしたい。東京オリンピックでプレーできることをすごく幸せに思うし、最高のプレーをするために、今からしっかり準備していちばん強い自分で戦えるようにしたい。シングルスはメダル獲得、団体は金メダルを目指して頑張りたい」と話していました。
石川 土壇場で逆転しシングルスに内定
石川佳純選手は山口県出身の26歳。3大会連続のオリンピック出場です。
左利きで強烈なフォアハンドのドライブが持ち味で、ラリーでの得点力の高さも強さを支えています。
卓球選手だった両親の影響で7歳から卓球を始め、全日本選手権の女子シングルスでは高校3年の時に初優勝し、これまでに4回優勝しています。
オリンピックでは初出場だった2012年のロンドン大会で日本卓球史上初のメダルとなる女子団体の銀メダル獲得に貢献し、2016年のリオデジャネイロ大会でも女子団体で銅メダルと、2大会連続でメダルを獲得しています。
去年前半の国際大会では結果を残せず、東京オリンピック、女子シングルスの代表争いで遅れを取りました。
しれつな競争が続く中、確実性を重視したミスの少ない戦い方からリスクを負ってでも果敢に攻める攻撃的なプレースタイルに変えることを決め、去年7月のワールドツアー、オーストラリアオープンで世界1位の中国選手を破りました。
そして先月、カナダで行われた国際大会の決勝で、代表を争う平野美宇選手に勝って土壇場で平野選手を選考ポイントで逆転しました。
そして今月の世界ランキングは9位と伊藤美誠選手に続く、日本女子2番手に入り、シングルスと団体の代表に内定しました。
左利きで強烈なフォアハンドのドライブが持ち味で、ラリーでの得点力の高さも強さを支えています。
卓球選手だった両親の影響で7歳から卓球を始め、全日本選手権の女子シングルスでは高校3年の時に初優勝し、これまでに4回優勝しています。
オリンピックでは初出場だった2012年のロンドン大会で日本卓球史上初のメダルとなる女子団体の銀メダル獲得に貢献し、2016年のリオデジャネイロ大会でも女子団体で銅メダルと、2大会連続でメダルを獲得しています。
去年前半の国際大会では結果を残せず、東京オリンピック、女子シングルスの代表争いで遅れを取りました。
しれつな競争が続く中、確実性を重視したミスの少ない戦い方からリスクを負ってでも果敢に攻める攻撃的なプレースタイルに変えることを決め、去年7月のワールドツアー、オーストラリアオープンで世界1位の中国選手を破りました。
そして先月、カナダで行われた国際大会の決勝で、代表を争う平野美宇選手に勝って土壇場で平野選手を選考ポイントで逆転しました。
そして今月の世界ランキングは9位と伊藤美誠選手に続く、日本女子2番手に入り、シングルスと団体の代表に内定しました。
ソース:NHK ニュース