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イラン 司令官殺害 改めて報復宣言 国際社会 両国に自制求める
2020-01-06 20:13:52

アメリカ軍によるイランの司令官の殺害から3日、イランでは各地で大規模な葬儀が行われました。追悼の動きが区切りを迎える中、イランが改めて報復を宣言したのに対し国際社会は両国に自制を求め、衝突を避けるための取り組みを急いでいます。
アメリカ軍によるイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の殺害から3日がたち、イランでは各地で大規模な葬儀が行われました。
首都テヘランでの葬儀では数百万人が参列したと伝えられ、最高指導者のハメネイ師が国民を前に涙を流しながら追悼の祈りをささげました。
その後も葬儀はソレイマニ氏のひつぎを移しながら夜まで続き、各地で大勢の市民が通りを埋め尽くしました。
ソレイマニ氏の遺体は7日には出身地の南東部ケルマン州に運ばれ埋葬される予定で、ハメネイ師が、国を挙げて3日間、喪に服すと表明してからの追悼の動きは区切りを迎えます。
現地のメディアによりますと、ハメネイ師の外交顧問を務めるベラヤティ氏は6日、「われわれは報復を実行する。アメリカがこの地域を離れるのなら被害は少なくなるが、そうでないならば一帯はベトナムの時よりも泥沼化するだろう」と述べ、改めて報復を宣言しました。
アメリカが大使館を置くイラクの首都バクダッドでは5日夜、大使館のある地区にロケット弾が撃ち込まれ、中東に展開するアメリカ軍や各国のアメリカ大使館は警戒を強めています。
国連のグテーレス事務総長は情勢は緊迫しているとして、名指しを避けながらもアメリカとイランに自制を求めるとともに、各国に緊張の緩和に動くよう訴え、国際社会は衝突を避けるための取り組みを急いでいます。
首都テヘランでの葬儀では数百万人が参列したと伝えられ、最高指導者のハメネイ師が国民を前に涙を流しながら追悼の祈りをささげました。
その後も葬儀はソレイマニ氏のひつぎを移しながら夜まで続き、各地で大勢の市民が通りを埋め尽くしました。
ソレイマニ氏の遺体は7日には出身地の南東部ケルマン州に運ばれ埋葬される予定で、ハメネイ師が、国を挙げて3日間、喪に服すと表明してからの追悼の動きは区切りを迎えます。
現地のメディアによりますと、ハメネイ師の外交顧問を務めるベラヤティ氏は6日、「われわれは報復を実行する。アメリカがこの地域を離れるのなら被害は少なくなるが、そうでないならば一帯はベトナムの時よりも泥沼化するだろう」と述べ、改めて報復を宣言しました。
アメリカが大使館を置くイラクの首都バクダッドでは5日夜、大使館のある地区にロケット弾が撃ち込まれ、中東に展開するアメリカ軍や各国のアメリカ大使館は警戒を強めています。
国連のグテーレス事務総長は情勢は緊迫しているとして、名指しを避けながらもアメリカとイランに自制を求めるとともに、各国に緊張の緩和に動くよう訴え、国際社会は衝突を避けるための取り組みを急いでいます。
ソース:NHK ニュース