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ゴキブリ繁殖はんしょく生態せいたいけい影響えいきょう懸念けねん 小笠原おがさわらしょとう 西之にしのとう

2020-01-10 20:21:39

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噴火ふんか活動かつどう面積めんせき拡大かくだいした小笠原おがさわらしょとう西之にしのとうで、ゴキブリが繁殖はんしょくしているのが確認かくにんされ、環境省かんきょうしょう対応たいおう検討けんとうすることにしています。
小笠原おがさわら諸島しょとう父島ちちじま西にし、およそ130キロある無人島むじんとう西之にしのとうでは、平成へいせい25ねん活発かっぱつ噴火ふんか活動かつどうはじまり、海上かいじょう保安庁ほあんちょうなどによりますと、しま面積めんせきはおよそ10ばいひろがっています。

環境省かんきょうしょう去年きょねん9月くがつ生態せいたいけい変化へんか調しらべるためさんねんぶりに上陸じょうりく調査ちょうさおこなったところ、「ワモンゴキブリ」が大量たいりょう確認かくにんされました。

ゴキブリは活発かっぱつ噴火ふんか活動かつどうはじまるまえからしまにいて、漁業ぎょぎょうしゃふねなどから入り込はいりこんだとみられていましたが、噴火ふんか生き残いきのこっていたうえすうひゃくひきえている可能かのうせいがあるということです。

成虫せいちゅう体長たいちょうおよそよんセンチと、しまつかったほか昆虫こんちゅうくらべておおきいことなどから、生態せいたいけいへの影響えいきょう懸念けねんされるということです。

ゴキブリが繁殖はんしょくした理由りゆうまだよくかっていないということで、環境省かんきょうしょう専門せんもん協力きょうりょくして分析ぶんせきすすめるとともに、駆除くじょ検討けんとうすることにしていますが、繁殖はんしょくりょくつよゴキブリを駆除くじょする過程かていほか生物せいぶつんでしまったり、生態せいたいけいのバランスがくずれてしまったりするそれあることから、「状況じょうきょう観察かんさつしながら対応たいおうかんがえていきたい」としています。
ソース:NHK ニュース