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死亡した脳炎患者8人、ボルナ病ウイルスに感染 独研究
2020-01-11 16:05:03

2色の毛と白い歯を持つトガリネズミが媒介するボルナ病ウイルスは、脳炎を誘発し、馬や羊に感染することで知られています。研究チームはボルナ病ウイルスについて、トガリネズミと接触した飼い猫を介してヒトに感染した可能性があると指摘しました。ボルナ病の初期症状は発熱と頭痛、意識混濁などで、後期に至ると記憶障害やけいれん、意識消失などを引き起こします。治療法は知られていません。
ボルナ病は、18世紀末に初めて感染が記録されたドイツの町の名前にちなんで名付けられました。今回新たに確認された8人は、入院後16~57日で昏睡状態に陥り死亡しました。
ソース:NHK ニュース