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サッカー U23アジア選手権 日本1次リーグ敗退決まる
2020-01-12 15:30:49

サッカー男子の東京オリンピック世代の日本代表は、タイで開かれている23歳以下のアジア選手権の1次リーグの第2戦でシリアに1対2で敗れ、2連敗となり敗退が決まりました。
日本は1次リーグの初戦でサウジアラビアに敗れ、12日、第2戦でシリアと対戦しました。
敗れれば敗退が決まる状況のなかで第1戦から先発メンバーを6人入れ替え、フォワードに上田綺世選手、ミッドフィルダーに相馬勇紀選手などを起用しました。
しかし、前半9分にディフェンダーの町田浩樹選手がペナルティーエリア内で反則をとられ、シリアにペナルティーキックで先制点を奪われる展開となりました。
その後、31分には、左サイドからドリブルで切り込んだ相馬選手のミドルシュートが決まって同点に追いつき1対1で折り返しましたが、後半は攻撃陣が相手の守備を崩せず終了間際にはカウンター攻撃を受けて決勝点を奪われました。
日本はシリアに1対2で敗れ2連敗となり、この大会では初めての1次リーグ敗退が決まりました。
日本は15日に1次リーグ第3戦でカタールと対戦します。



敗れれば敗退が決まる状況のなかで第1戦から先発メンバーを6人入れ替え、フォワードに上田綺世選手、ミッドフィルダーに相馬勇紀選手などを起用しました。
しかし、前半9分にディフェンダーの町田浩樹選手がペナルティーエリア内で反則をとられ、シリアにペナルティーキックで先制点を奪われる展開となりました。
その後、31分には、左サイドからドリブルで切り込んだ相馬選手のミドルシュートが決まって同点に追いつき1対1で折り返しましたが、後半は攻撃陣が相手の守備を崩せず終了間際にはカウンター攻撃を受けて決勝点を奪われました。
日本はシリアに1対2で敗れ2連敗となり、この大会では初めての1次リーグ敗退が決まりました。
日本は15日に1次リーグ第3戦でカタールと対戦します。
森保監督「悔しさを成長の糧に」
日本代表の森保一監督は、1次リーグ2連敗で敗退が決まったことについて「先制点を許したものの同点に追いついて勝利できたかもしれないという内容で、2試合とも落としているのでチームとしては、勝負強さというところをしっかり詰めていけるようにしていかなければならない。苦しくなる最後の時間帯でしっかりしのぐということ、勝負勘といったところをこれから若い選手たちが培っていければいいと思う」と話しました。
そのうえで1次リーグ最後のカタール戦に向けて「われわれは全力で戦って応援してくださる皆さんに姿勢を見せたいし、選手たちもこの悔しさを成長の糧にしてもらえるよう頑張っていきたい」と話しました。
また、試合後の記者会見で森保監督は「私が選手の選考から大会に向けた準備をしてきた中、選手やスタッフの努力を結果に結び付けられなかったのは私自身の力不足だ」と話しました。
そのうえで今後のチームづくりについて「最終的にどの選手が東京オリンピックの舞台に立っていくのか、大きなグループで見ている。今大会参加した選手やヨーロッパで力を持った選手もいる。残りの時間で力を見極めて最強のチーム作るとともに、24歳以上のオーバーエイジもどうしたらいいか考える」と話しました。
そのうえで1次リーグ最後のカタール戦に向けて「われわれは全力で戦って応援してくださる皆さんに姿勢を見せたいし、選手たちもこの悔しさを成長の糧にしてもらえるよう頑張っていきたい」と話しました。
また、試合後の記者会見で森保監督は「私が選手の選考から大会に向けた準備をしてきた中、選手やスタッフの努力を結果に結び付けられなかったのは私自身の力不足だ」と話しました。
そのうえで今後のチームづくりについて「最終的にどの選手が東京オリンピックの舞台に立っていくのか、大きなグループで見ている。今大会参加した選手やヨーロッパで力を持った選手もいる。残りの時間で力を見極めて最強のチーム作るとともに、24歳以上のオーバーエイジもどうしたらいいか考える」と話しました。
相馬「戦えていなかった」

同点ゴールを決めた相馬選手は「戦えていなかったからこういう結果になった。チームとしての崩しなど攻撃のバリエーションが増える中で、失点も得点も個人の力が現れた形だった。1対1の個の部分で負けてはだめだと改めて感じた。シリアの選手は得点を決めたあと、泣きながら地面にうずくまる選手がいて、日本も全力で戦おうとは話したが、試合に懸けているものが違うと感じた。戦うという基本のところをたたき直さないといけない」と振り返りました。
そのうえで第3戦に向けて「とにかく結果を出す。2試合連続で勝てなかったのは悔しい。とにかく勝ちを目指して戦う。絶対に勝ちます」と意気込んでいました。
そのうえで第3戦に向けて「とにかく結果を出す。2試合連続で勝てなかったのは悔しい。とにかく勝ちを目指して戦う。絶対に勝ちます」と意気込んでいました。
渡辺「負けてふがいない」

ゲームキャプテンとして先発したものの、けがで途中交代したディフェンダーの渡辺剛選手は「負けてしまいふがいない。初戦のサウジアラビア戦で学んだことを生かせた試合だったが、最終的に負けてしまったので意味はない。世界での戦いは厳しい。戦う姿勢を出さないと絶対に勝てない。次の試合は勝てるように最大の準備をしたい」と話しました。
松本「勝ちに対する気持ちや実力伴わなかった」
守備的ミッドフィルダーでフル出場した松本泰志選手は「情けない。個人的には前半少し慎重になりすぎて横にパスを出すことが多くなってしまった。後半も積極的に前に行ったほうがよかった。シリアは死に物狂いで来ていて、その熱量が結果を見ても相手のほうが上だった。チームとしても個人としても勝ちに対する気持ちや実力が伴わなかった」と試合を振り返りました。
そのうえで第3戦に向けて「むだにはできない試合。最後の試合で自分たちの成長を見せられるように頑張りたい」と意気込みました。
そのうえで第3戦に向けて「むだにはできない試合。最後の試合で自分たちの成長を見せられるように頑張りたい」と意気込みました。
齊藤「恥ずかしい気持ちでいっぱい 情けない」

守備的ミッドフィルダーとしてフル出場した齊藤未月選手は「悔しいというよりは、恥ずかしい気持ちでいっぱいで日本代表として情けない。いくらボールを奪ってもゴールを取れなかったら勝てないスポーツで、僕自身は、そこが全然だめだったと思っているし申し訳ない気持ちです」と話しました。
そのうえで、今後について「日本は、東京オリンピックに出場することは決まっているが長い時間がある訳ではない。大丈夫なのかと思う人も多いと思うがやるしかないし、オリンピックに出場したい気持ちは、僕も含めて選手たちにはいっぱいある。どれだけ活躍できるかどれだけサッカー選手として応援してくれる方の心を震わせるプレーができるのかということを考えて次に切り替えて頑張りたい」と話しました。
そのうえで、今後について「日本は、東京オリンピックに出場することは決まっているが長い時間がある訳ではない。大丈夫なのかと思う人も多いと思うがやるしかないし、オリンピックに出場したい気持ちは、僕も含めて選手たちにはいっぱいある。どれだけ活躍できるかどれだけサッカー選手として応援してくれる方の心を震わせるプレーができるのかということを考えて次に切り替えて頑張りたい」と話しました。
日本サッカー協会 田嶋会長「森保監督続投が基本」
日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「応援してくれた方すべてにまずおわびしたい。このチームから何人が東京オリンピックにいけるのか、トライアルだったわけだがこういう結果になってしまった。選手がどれくらい意地を出して次の試合をやるか見てみたいと思う」と話しました。
そのうえで森保監督について東京オリンピックまで続投させるかと問われると「基本的にはそういう考えだ。この大会ももう1試合あるからしっかり戦ってもらう」と話しました。
そのうえで森保監督について東京オリンピックまで続投させるかと問われると「基本的にはそういう考えだ。この大会ももう1試合あるからしっかり戦ってもらう」と話しました。
ソース:NHK ニュース