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国際的な人権団体代表 香港で入境拒否される
2020-01-13 07:06:59

国際的な人権団体、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、香港の空港に到着した団体の代表が香港の入管当局に入境を拒否されたことを明らかにしました。団体の代表は、入境拒否は、人権擁護の国際的な取り組みに対する中国政府の姿勢を如実に表しているなどと批判しています。
アメリカ・ニューヨークに本部がある国際的な人権団体、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、香港の空港に12日に到着したケネス・ロス代表が香港の入管当局によって入境を拒否されたことを明らかにしました。
入境を拒否された理由は明らかにされていませんが、ロス代表は15日に香港で記者会見し、世界の人権状況についてまとめた年次報告書を発表する予定だったということです。
ロス代表は、すでにアメリカに引き返したということです。
中国政府は、アメリカで香港での人権と民主主義の確立を支援する「香港人権法」が成立したことを受けて、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」を含む5つのNGOに制裁を科すことを先月、発表しています。
ロス代表は、「今回の年次報告書は、人権擁護の国際的な取り組みに対して、中国がいかに、攻撃を強めているかに焦点を当てている。今回の入境拒否はこの問題を如実に表している」とSNSに投稿し、中国政府を批判しています。
入境を拒否された理由は明らかにされていませんが、ロス代表は15日に香港で記者会見し、世界の人権状況についてまとめた年次報告書を発表する予定だったということです。
ロス代表は、すでにアメリカに引き返したということです。
中国政府は、アメリカで香港での人権と民主主義の確立を支援する「香港人権法」が成立したことを受けて、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」を含む5つのNGOに制裁を科すことを先月、発表しています。
ロス代表は、「今回の年次報告書は、人権擁護の国際的な取り組みに対して、中国がいかに、攻撃を強めているかに焦点を当てている。今回の入境拒否はこの問題を如実に表している」とSNSに投稿し、中国政府を批判しています。
ソース:NHK ニュース