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フィリピン噴火ふんか 地割じわ相次あいついで確認かくにん 火山かざん活動かつどう依然いぜん活発かっぱつ

2020-01-15 19:43:15

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フィリピンの首都しゅとマニラ近郊きんこうきた火山かざん噴火ふんかで、周辺しゅうへん地域ちいきでは地割じわれが相次あいついで確認かくにんされるなど依然いぜんとして活発かっぱつ火山かざん活動かつどうがうかがえることからフィリピンの火山かざん観測かんそく機関きかん警戒けいかいびかけています。
フィリピンの首都しゅとマニラのみなみおよそ60キロあるルソンとうのタール火山かざん今月こんげつ12にち発生はっせいした噴火ふんかでは、およそよんまん3000にん避難ひなん生活せいかつおくっているほか大量たいりょう降り積ふりつもった火山灰かざんばい農作物のうさくもつおおきな被害ひがいなど影響えいきょうひろがっています。

こうしたなか、フィリピンの火山かざん観測かんそく機関きかん火山かざん地震じしん研究所けんきゅうじょ」は15にち火山かざん周辺しゅうへん地域ちいき地割じわれが相次あいついで確認かくにんされたことなどあきらかにし、依然いぜんとして活発かっぱつ火山かざん活動かつどうがうかがえるとしています。

こうした状況じょうきょうについて、タール火山かざんくわしい名古屋なごや大学だいがく大学院だいがくいん熊谷くまがい博之ひろゆき教授きょうじゅは「マグマが上昇じょうしょうすることで地面じめん変形へんけいし、地割じわれがきている可能かのうせいがある」と指摘してきしています。

火山かざんせい地震じしんこれまでに500かいえており、フィリピンの火山かざん地震じしん研究所けんきゅうじょふたたおおきな噴火ふんかきる可能かのうせいもあるとして、噴火ふんか警戒けいかいレベルうえから番目ばんめのレベルよん維持いじし、警戒けいかいびかけています。
ソース:NHK ニュース