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イラン”最後さいご国王こくおう”の息子むすこ べい講演こうえん体制たいせい転換てんかん必要ひつよう

2020-01-16 01:50:54

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アメリカとイランが対立たいりつふかめるなか、41ねんまえのイスラム革命かくめいでイランをわれた国王こくおう息子むすこで、はん体制たいせい象徴しょうちょうてき人物じんぶつがワシントンで講演こうえんし、イランのげん体制たいせい非難ひなんしたうえで、体制たいせい転換てんかん必要ひつようだと主張しゅちょうしました。
イランでは、1979ねん親米しんべいだったパーレビ王政おうせい打倒だとうされて、反米はんべいのイスラム体制たいせい樹立じゅりつし、これともない、国王こくおうはイランをわれてその後そのご死亡しぼうしました。

その息子むすこのレザ・パーレビ長年ながねんアメリカらし、はん体制たいせい象徴しょうちょうてき人物じんぶつとされていて、15にち、アメリカの首都しゅとワシントンの保守ほしゅけいシンクタンクで講演こうえんしました。

このなかでパーレビは、イランが今月こんげつ、ウクライナの旅客機りょかくき撃墜げきついしたことについて「国際こくさいてき監視かんしがあったからこそ、イラン政府せいふ責任せきにんみとめざるをえなかった。乗客じょうきゃく外国がいこくじんがいなかったら真実しんじつあきらかにならなかっただろう」とべ、イランのげん体制たいせいには隠蔽いんぺい体質たいしつある非難ひなんしました。

そのうえで、イランのげん体制たいせい国民こくみんへの弾圧だんあつつづけるなど態度たいどあらためる気配けはいはないとして、「われわれはイランのげん体制たいせいしゅうえんを目の当まのあたりにしようとしている。最高さいこう指導しどうしゃハメネイ退しりぞときがた」とべ、イランには体制たいせい転換てんかん必要ひつようだと主張しゅちょうしました。

トランプ政権せいけんは、イランに圧力あつりょくをかけつづけるとともに、イラン国内こくないきている政府せいふへの抗議こうぎデモなど支持しじする姿勢しせいせていて、これじょうじるかたちでイラン国外こくがいにいるはん体制たいせい活動かつどう活発かっぱつさせています。
ソース:NHK ニュース