日本にっぽん航空こうくう機き 操縦そうじゅう室しつの窓まどにひびが入はいり離陸りりく中止ちゅうし 成田なりた空港くうこう

18日にち午前ごぜん、成田なりた空港くうこうから中国ちゅうごく・上海しゃんはいに向むかう日本にっぽん航空こうくう機きが、離陸りりく滑走かっそう中ちゅうに操縦そうじゅう室しつの窓まどにひびが入はいったため、離陸りりくを取とりやめるトラブルがありました。乗客じょうきゃく乗員じょういんにけがはなく、日本にっぽん航空こうくうが原因げんいんを調しらべています。

日本にっぽん航空こうくうによりますと、18日にち午前ごぜん10時じごろ、成田なりた空港くうこうから中国ちゅうごく・上海しゃんはいに向むかう日本にっぽん航空こうくう873便びん、ボーイング787型がた機きが離陸りりく滑走かっそう中ちゅうに、操縦そうじゅう室しつの窓まどにひびが入はいり、離陸りりくを取とりやめたということです。

当時とうじ、機体きたいは離陸りりく滑走かっそうをはじめた直後ちょくごで、時速じそく55キロほどの速度そくどが出でていましたが、乗客じょうきゃく乗員じょういん79人にんにけがはなかったということです。

その後そのご、機体きたいは自じ走はしで駐ちゅう機き場じょうまで戻もどりましたが、操縦そうじゅう室しつに４よん枚まいある窓まどのうち、機長きちょうの座席ざせきの正面しょうめんにある縦たておよそ１いちm、横よこおよそ1m10cmの、ガラスとアクリルの３さん層そう構造こうぞうになっている窓まど１いち枚まいに網目あみめ状じょうにひびが入はいっていたということです。

乗客じょうきゃくは別べつの機体きたいで再ふたたび出発しゅっぱつしたということです。

日本にっぽん航空こうくうは、「原因げんいんを調査ちょうさしたうえで適切てきせつに対応たいおうしていきます」とコメントしています。

ソース：NHK ニュース