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三菱電機 不正アクセス被害 個人情報や企業機密流出の可能性
2020-01-20 01:50:49

大手電機メーカー、三菱電機は、社内のネットワークが不正なアクセスを受け、個人情報や企業機密が外部に流出した可能性があると発表しました。会社が事業の柱としている防衛や電力、鉄道など社会インフラに関わる機微な情報や機密性の高い情報は流出していないとしています。
発表によりますと、三菱電機では去年6月、社内の端末が不審な動きをしていたことから詳しく調べたところ、会社のネットワークが第三者による不正なアクセスを受けたことが分かったということです。
外部からのアクセスを制限するなどの対策を講じましたが、個人情報と企業機密が外部に流出した可能性があるとしています。現時点では、取引先などへの被害や影響については確認されていないということです。
三菱電機は産業用機械や電子部品、家電のほか、宇宙・防衛関連など幅広い事業を手がけ事業の柱としています。
ただ、会社は、社内調査の結果、防衛や電力、鉄道などの社会インフラに関わる機微な情報や機密性の高い技術情報、それに取引先に関わる重要な情報は流出していないことを確認したとしています。
三菱電機は「該当の方々や関係するお客様に多大なるご心配とご迷惑をおかけすることを深くおわび申し上げます」とコメントしています。
外部からのアクセスを制限するなどの対策を講じましたが、個人情報と企業機密が外部に流出した可能性があるとしています。現時点では、取引先などへの被害や影響については確認されていないということです。
三菱電機は産業用機械や電子部品、家電のほか、宇宙・防衛関連など幅広い事業を手がけ事業の柱としています。
ただ、会社は、社内調査の結果、防衛や電力、鉄道などの社会インフラに関わる機微な情報や機密性の高い技術情報、それに取引先に関わる重要な情報は流出していないことを確認したとしています。
三菱電機は「該当の方々や関係するお客様に多大なるご心配とご迷惑をおかけすることを深くおわび申し上げます」とコメントしています。
官房長官「機微情報の流出ないと報告」
菅官房長官は臨時閣議のあとの記者会見で、「政府として報告を受けており概要は承知している。三菱電機によれば、不正アクセスにより、採用応募者や社員に関する個人情報、自社の営業・技術関連情報などが外部に流出した可能性があるということだ」と述べました。
一方で、菅官房長官は「防衛装備品や電力関係などの機微情報の流出がないことは確認済みだという報告を受けている。現在、三菱電機は原因究明などの対応を行っていると聞いており、政府としても経済産業省、内閣サイバーセキュリティセンターを中心に引き続き注視していきたい」と述べました。
一方で、菅官房長官は「防衛装備品や電力関係などの機微情報の流出がないことは確認済みだという報告を受けている。現在、三菱電機は原因究明などの対応を行っていると聞いており、政府としても経済産業省、内閣サイバーセキュリティセンターを中心に引き続き注視していきたい」と述べました。
ソース:NHK ニュース