新型しんがた肺炎はいえん 今回こんかいのコロナウイルスの症状しょうじょうは

ＷＨＯだぶりゅ-えいちお-＝世界せかい保健ほけん機関きかんによりますと、今回こんかいのウイルスに感染かんせんして発症はっしょうすると発熱はつねつやせき、それに息苦いきぐるしさや、呼吸こきゅう困難こんなんといった呼吸こきゅう器きの症状しょうじょうが出でるということです。

また、重症じゅうしょう化かすると、肺炎はいえんを引き起ひきおこしたり、腎臓じんぞうの機能きのうが低下ていかしたりして、死亡しぼうすることもあります。

感染かんせんしてから症状しょうじょうが出でるまでの潜伏せんぷく期間きかんについて、中国ちゅうごくの保健ほけん当局とうきょくの専門せんもん家かは平均へいきんで７なな日にち前後ぜんごで、２に日にちから12日にち程度ていどだとしています。

ＷＨＯだぶりゅ-えいちお-は23日にちに行おこなわれた記者きしゃ会見かいけんで、これまでに感染かんせんした人ひとのうち、４よん分ぶんの１いちは重症じゅうしょうになったものの、ほとんどの人ひとの症状しょうじょうは比較的ひかくてき軽かるいと説明せつめいしています。

また、これまでに死亡しぼうした人ひとのほとんどには、高こう血圧けつあつや糖尿とうにょう病びょう、それに心臓しんぞうや血管けっかんの病気びょうきといった、免疫めんえきを低下ていかさせるような持病じびょうがあったということです。

致死ちし率りつは３さん％から４よん％程度ていどと考かんがえられていますが、ＷＨＯだぶりゅ-えいちお-は感染かんせんの拡大かくだいはまだ続つづいていて、正確せいかくな致死ちし率りつやどれぐらい重症じゅうしょう化かしやすいかなどはよくわかっていないとしています。

ソース：NHK ニュース