“電子でんしレシート” 東芝とうしばが本格ほんかく参入さんにゅう 買い物かいものなどデータがスマホに

紙かみのレシートの代かわりに、買い物かいものの内容ないようなどのデータがスマートフォンに届とどく、「電子でんしレシート」を東芝とうしばが開発かいはつし、利用りようが始はじまります。

「電子でんしレシート」の事業じぎょうは、東芝とうしばが３さん日にち付づけで新あたらしい子会社こがいしゃを設立せつりつし、本格ほんかく的てきに始はじめます。

買い物かいもの客きゃくがスマホの専用せんようアプリに表示ひょうじされるバーコードをレジで読み取よみとってもらうと、紙かみのレシートの代かわりに買い物かいものの内容ないようなどのデータがスマホのアプリに送信そうしんされる仕組しくみです。

買い物かいものの履歴りれきなどをスマホのアプリで一括いっかつして把握はあくできるため、家計かけいの管理かんりが簡単かんたんになることが期待きたいできるうえ、利用りよう者しゃには買い物かいものに使つかえる割引わりびき券けんなども提供ていきょうされます。

一方いっぽう、会社かいしゃ側がわは利用りよう者しゃの同意どういのもとに買い物かいものの履歴りれきを集あつめて、ビッグデータとして分析ぶんせきし、メーカーや小売こうり店てんに販売はんばいすることを考かんがえています。新しん商品しょうひんやサービスの開発かいはつに活用かつようしてもらうねらいです。

紙かみのレシートをスマホで撮影さつえいしてアプリで管理かんりするサービスは、ＩＴ企業きぎょうなどが手てがけていますが、電子でんしレシートを事業じぎょう化かするのは珍めずらしいということです。

会社かいしゃでは、2020年度ねんどには利用りようできる店舗てんぽを10万まん店舗てんぽにまで増ふやしたいとしています。

東芝とうしばデータの島田しまだ太郎たろうＣＥＯは「レシートはほとんどが捨すてられているが、データを活用かつようすれば客きゃくの利便りべん性せいもよくなるので、地方ちほうの商店しょうてん街がいなどを含ふくめ、さまざまな企業きぎょうと連携れんけいして活用かつようできるようにしたい」と話はなしています。

ソース：NHK ニュース