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クルーズせん くすり不足ふそく 加藤かとうあつし労相ろうしょう「ヘリでとどけることも検討けんとう

2020-02-08 12:42:26

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新型しんがたコロナウイルスの集団しゅうだん感染かんせん確認かくにんされたクルーズせんで、乗客じょうきゃくから持病じびょうくすりなど必要ひつよう医薬品いやくひん不足ふそくしているというこえていることについて、加藤かとう厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんは、海上かいじょう保安庁ほあんちょうなどとも協力きょうりょくしてくすり供給きょうきゅう万全ばんぜんかんがしめしました。
新型しんがたコロナウイルスの集団しゅうだん感染かんせん確認かくにんされたクルーズせん「ダイヤモンド・プリンセス」には、およそ3600にんのこっていて、乗客じょうきゃくから持病じびょうくすりなど必要ひつよう医薬品いやくひん不足ふそくしているというこえています。

これについて加藤かとう厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんは、はちにちよる東京とうきょう都内とない記者きしゃだんに対にたいし「ふだん使つかっているくすりれてきたということで、とく緊急きんきゅう対応たいおう必要ひつようほうから優先ゆうせんてき対応たいおうしている。くすりによってはすこ時間じかんあるが、できるだけすみやかにやるべく対応たいおうしたい」とべました。

そのうえで「クルーズせん海上かいじょう保安庁ほあんちょうふね同行どうこうし、ヘリコプター使つかってくすりとどけることも検討けんとうしている」とべ、海上かいじょう保安庁ほあんちょうなどとも協力きょうりょくしてくすり供給きょうきゅう万全ばんぜんかんがしめしました。

またアメリカじん夫婦ふうふが、ロイター通信ろいた-つうしん取材しゅざいに、下船げせんできるよう外交がいこうてき対応たいおうもとめていることについて「アメリカがわも、最終さいしゅうてきにはいま状態じょうたいなか日本にっぽん対応たいおうまかせるいている。アメリカ国籍こくせき方々かたがた日本にっぽん方々かたがた一緒いっしょに、引き続ひきつづき、滞在たいざいしていただく」とべ、引き続ひきつづ船内せんないにとどまってもらうかんがしめしました。

はや病院びょういんれてって…」 持病じびょう悪化あっか心配しんぱいするこえ

新型しんがたコロナウイルスの集団しゅうだん感染かんせん確認かくにんされたクルーズせんでは、ふねでの生活せいかつ長期ちょうきするなか、持病じびょう悪化あっかなど心配しんぱいする切実せつじつこえがあがっています。

このうち60だい女性じょせいは、一緒いっしょ船内せんない待機たいきしている60だいおっとななにちよるから、たびたび38える高熱こうねつしているということです。

女性じょせいおっとは、もともと免疫めんえきに関にかんする難病なんびょうわずらっていて、感染かんせんしょうかかる重症じゅうしょうするリスクがたかため、医師いし診察しんさつ治療ちりょうけたいと申し出もうしでたということですが、船内せんないでは十分じゅうぶん対応たいおうがされず、主治医しゅじい電話でんわ連絡れんらく取り合とりあいながら、くすりなどをおくってもらい対応たいおうしているということです。

はちにち夕方ゆうがたになって、くに派遣はけんした災害さいがい派遣はけん医療いりょうチーム=DMATの医師いし状況じょうきょう説明せつめいしたということですが、女性じょせいおっと健康けんこう状態じょうたい悪化あっかした場合ばあい緊急きんきゅう対応たいおうできるのか心配しんぱいしているといいます。

女性じょせいは「とにかくおっとはや病院びょういんれてってほしいです。新型しんがたコロナウイルスだけがいのちかかわるのではなく、ハイリスクな病気びょうきひと病院びょういんかないと、もしものときに間に合まにあわないかもしれません。わたしたちは医師いしほう診察しんさつしてもらいましたが、医師いしかずすくなく、診察しんさつっているひとたちがたくさんいます。なんとか対応たいおうしてもらいたいです」とはなしていました。
ソース:NHK ニュース