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飛び込み 金戸凜 東京五輪出場はほぼ絶望 祖父母 両親も五輪に
2020-02-09 08:51:24

祖父母と両親に続く3代続いてのオリンピック出場を目指していた飛び込みの16歳 金戸凜選手は、国内大会で、ワールドカップの出場権獲得に必要な「上位2人」に入れず、東京オリンピック出場の可能性がほぼなくなりました。
優れた空中感覚が持ち味の金戸選手はジュニア時代から海外の大会に参加して頭角を表し、去年の世界選手権では女子高飛び込みに出場しました。
しかし去年9月に右肩を脱臼して痛めて以降、入水の衝撃が大きくけがのリスクが高い高飛び込みの練習を抑え、今大会は得意の高飛び込みを断念して板飛び込みで出場しました。
しかし手を大きく振ると肩が外れかねない状態が続き、板飛び込みの練習も不足してたということで、大会前、金戸選手は「正直言って安定性がなく、どれだけできるか分からない」と不安をのぞかせていました。
9日行われた決勝では難度を落とした演技構成で臨みましたが、入水が乱れるなど得点を伸ばせんでした。
4位に終わった試合後、泣き崩れた金戸選手に対して、現役時代オリンピックに3回出場した父親の金戸恵太コーチは「16歳なのにこの肩の状況でよく頑張った。試合させてもらった自分の右肩にも感謝しなさい」と声をかけたといいます。
金戸選手は、2024年のパリオリンピックを見据えて早ければ今週にも肩を手術し、通常1年はかかるリハビリに取り組む予定だということで、試合後、取材エリアには姿をみせませんでした。
高飛び込みでの出場を断念したことについて金戸コーチは「つらい決断だったが将来を考えたときに肩がもっと悪くなるのはあまりにリスクが大きかった」とし、「キャリア的にはピークはまだまだ先。リハビリは長くつらいだろうが支えてあげたい」と話していました。
しかし去年9月に右肩を脱臼して痛めて以降、入水の衝撃が大きくけがのリスクが高い高飛び込みの練習を抑え、今大会は得意の高飛び込みを断念して板飛び込みで出場しました。
しかし手を大きく振ると肩が外れかねない状態が続き、板飛び込みの練習も不足してたということで、大会前、金戸選手は「正直言って安定性がなく、どれだけできるか分からない」と不安をのぞかせていました。
9日行われた決勝では難度を落とした演技構成で臨みましたが、入水が乱れるなど得点を伸ばせんでした。
4位に終わった試合後、泣き崩れた金戸選手に対して、現役時代オリンピックに3回出場した父親の金戸恵太コーチは「16歳なのにこの肩の状況でよく頑張った。試合させてもらった自分の右肩にも感謝しなさい」と声をかけたといいます。
金戸選手は、2024年のパリオリンピックを見据えて早ければ今週にも肩を手術し、通常1年はかかるリハビリに取り組む予定だということで、試合後、取材エリアには姿をみせませんでした。
高飛び込みでの出場を断念したことについて金戸コーチは「つらい決断だったが将来を考えたときに肩がもっと悪くなるのはあまりにリスクが大きかった」とし、「キャリア的にはピークはまだまだ先。リハビリは長くつらいだろうが支えてあげたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース