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「えひめ丸」事故19年 癒えぬ憤り悲しみ 宇和島水産高校
2020-02-10 02:27:38

愛媛県の宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が、ハワイ沖でアメリカ軍の潜水艦に衝突されて沈没した事故から10日で19年です。高校では遺族や生徒たちが、9人の犠牲者を悼みました。
宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」は、平成13年2月10日、ハワイ沖でアメリカ軍の潜水艦に衝突されて沈没し、生徒と教員、乗組員の合わせて9人が犠牲になりました。
事故から19年になる10日、高校の慰霊碑の前で追悼式が行われ、沈没した船体から引き上げた鐘を事故が起きた午前8時43分に鳴らし、遺族や生徒などおよそ280人が黙とうして9人を悼みました。
武智誠治校長は、犠牲になった人たちの名前を一人一人読み上げ、「ご遺族の大きな憤りと深い悲しみは、19年の歳月でも今なお癒えるものではありません。この事故を風化させてはならないという気持ちを改めて強く思います」と述べました。
参列した人たちは、献花台に白い菊の花を供え、静かに祈りをささげていました。2年生で生徒会長の二宮結さんは、「事故の当時は生まれていませんでしたが、命の尊さや事故のことを忘れず、後輩たちに伝えていかなければならないと思います」と話していました。
事故から19年になる10日、高校の慰霊碑の前で追悼式が行われ、沈没した船体から引き上げた鐘を事故が起きた午前8時43分に鳴らし、遺族や生徒などおよそ280人が黙とうして9人を悼みました。
武智誠治校長は、犠牲になった人たちの名前を一人一人読み上げ、「ご遺族の大きな憤りと深い悲しみは、19年の歳月でも今なお癒えるものではありません。この事故を風化させてはならないという気持ちを改めて強く思います」と述べました。
参列した人たちは、献花台に白い菊の花を供え、静かに祈りをささげていました。2年生で生徒会長の二宮結さんは、「事故の当時は生まれていませんでしたが、命の尊さや事故のことを忘れず、後輩たちに伝えていかなければならないと思います」と話していました。
ソース:NHK ニュース