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英仏で中国渡航歴ない人から感染広がる WHOが警戒感
2020-02-10 21:21:28

新型のコロナウイルスをめぐり、WHO=世界保健機関は感染者の99%は中国国内だとする一方、イギリスやフランスで中国に渡航歴のない人から感染が広がっていると指摘し、「大火災を引き起こす火花になりかねない」と警戒感を示しました。またWHOの調査チームの先遣隊が中国に到着し、感染拡大の防止策を検討するため早急に調査に着手したいとしています。
WHOのテドロス事務局長は10日、スイスのジュネーブで記者会見を開き、新型のコロナウイルスの感染状況に関して、「感染者の99%は中国国内で、パターンに大きな変化はない」という認識を示しました。
一方でイギリスやフランスでここ数日の間に確認された感染の事例に言及し、「中国への渡航歴がない人から広がっていて、症例は少ないものの、大火災を引き起こす火花となりかねない」と述べて警戒感を示しました。
テドロス事務局長は「今はまだ火花にすぎない」としていますが、他にも中国に渡航歴のない人からの感染が起きていないか、調査を急ぐ必要があるとして、現在、各国の政府や研究所と連絡を取り合っているということです。
また、テドロス事務局長はWHOが主導して感染拡大の防止策を検討するため、国際的な調査チームの先遣隊を中国に派遣したと明らかにしました。
先遣隊はすでに現地に到着し、WHOでは中国側とウイルスや医療態勢などの最新情報を共有したうえで、どのような専門知識や専門家が必要かを検討し、早急に調査に着手したいとしています。
一方でイギリスやフランスでここ数日の間に確認された感染の事例に言及し、「中国への渡航歴がない人から広がっていて、症例は少ないものの、大火災を引き起こす火花となりかねない」と述べて警戒感を示しました。
テドロス事務局長は「今はまだ火花にすぎない」としていますが、他にも中国に渡航歴のない人からの感染が起きていないか、調査を急ぐ必要があるとして、現在、各国の政府や研究所と連絡を取り合っているということです。
また、テドロス事務局長はWHOが主導して感染拡大の防止策を検討するため、国際的な調査チームの先遣隊を中国に派遣したと明らかにしました。
先遣隊はすでに現地に到着し、WHOでは中国側とウイルスや医療態勢などの最新情報を共有したうえで、どのような専門知識や専門家が必要かを検討し、早急に調査に着手したいとしています。
ソース:NHK ニュース