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イランのミサイル攻撃 イラク駐留米軍のけが人109人に増加
2020-02-11 01:47:43

先月、イランがイラクに駐留するアメリカ軍に対して弾道ミサイルによる攻撃を行ったことをめぐって、アメリカ国防総省は兵士のけが人の数が109人に増えたことを明らかにしました。
イランは、革命防衛隊の司令官を殺害されたことへの報復として、先月8日、イラクにあるアメリカ軍の拠点に弾道ミサイルによる攻撃を行い、トランプ政権は当初、死傷者はいないと説明していました。
しかし、その後、兵士に脳しんとうや頭痛、めまいなどの症状が相次いで確認され、先月下旬の時点でけが人は60人余りに上っていましたが、アメリカ国防総省は10日、けが人の数が109人に増えたことを明らかにしました。
国防総省によりますと、このうち76人はすでにイラクでの任務に復帰したとしていますが、国防総省は、脳しんとうなどの症状が現れるには時間がかかるとして、けが人の数は今後も増える可能性があるとしています。
イランによる弾道ミサイル攻撃について、トランプ大統領はアメリカ軍の兵士らに死傷者がいなかったとして反撃を見送っていますが、けが人がいることが明らかになったあとも「症状は深刻ではない」と述べ、問題視しない姿勢を示しています。
これに対し、退役軍人でつくる団体からは死傷者はいないとした当初の説明とは違うとして、政権の対応を疑問視する声も上がっています。
しかし、その後、兵士に脳しんとうや頭痛、めまいなどの症状が相次いで確認され、先月下旬の時点でけが人は60人余りに上っていましたが、アメリカ国防総省は10日、けが人の数が109人に増えたことを明らかにしました。
国防総省によりますと、このうち76人はすでにイラクでの任務に復帰したとしていますが、国防総省は、脳しんとうなどの症状が現れるには時間がかかるとして、けが人の数は今後も増える可能性があるとしています。
イランによる弾道ミサイル攻撃について、トランプ大統領はアメリカ軍の兵士らに死傷者がいなかったとして反撃を見送っていますが、けが人がいることが明らかになったあとも「症状は深刻ではない」と述べ、問題視しない姿勢を示しています。
これに対し、退役軍人でつくる団体からは死傷者はいないとした当初の説明とは違うとして、政権の対応を疑問視する声も上がっています。
ソース:NHK ニュース