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セブン&アイ 中間持ち株会社株式入札 東芝買収ファンドも参加
2024-11-29 02:38:41

セブン&アイ・ホールディングスが進めているコンビニ以外の事業を束ねる会社の一部売却をめぐって、去年、東芝の買収を手がけた日本の投資ファンドが入札に参加したことがわかりました。入札には、日本の大手商社やアメリカの複数のファンドも名乗りをあげていて、国内外の大手どうしが競う構図となっています。
セブン&アイ・ホールディングスは、業績不振が続くスーパーのイトーヨーカ堂のほか、雑貨店やレストランなどコンビニ以外の事業を統括する中間持ち株会社「ヨーク・ホールディングス」を設立し、再来年2月までに株式の半分以上を売却する方針です。
関係者によりますと、この売却に向けて実施された入札に日本の投資ファンドの「日本産業パートナーズ」が参加したことが新たにわかりました。
このファンドは去年、東芝を買収して非上場化し経営の再建を進めているほか、2014年にはソニーが切り離したパソコン事業を引き受けるなど多くの案件に関わっています。
入札には大手商社の住友商事やアメリカの巨大投資ファンド「KKR」、それに「フォートレス・インベストメント・グループ」が名乗りをあげていて、国内外の大手どうしが競う構図となっています。
セブン&アイはそれぞれの提案を精査し、売却先の絞り込みを進める方針です。
ソース:NHK ニュース